体がよみがえる「長寿食」を読んで

こんにちは。
最初の投稿はブックレビューから始めます。
この記事は昨年に別のブログで書いたものです。
そのブログは閉鎖したのでこちらに移します。

『体がよみがえる「長寿食」』
著者 藤田紘一郎
出版 三笠書房
発行 2014年4月10日

 

昔から「医は食にあり」と言われており、病気になっても日々の食事に気をつけてれば病気は防ぐことができるという考え方。
人間は食べた物によって作られるわけで、何を食べたかによって将来の自分の健康は決まってしまうと言っても過言ではありませんね。

人間最大の免疫機関は「腸」

この本の著者、藤田先生は腸内環境の専門家だけあって、腸内の環境こそが人々の健康に大きく影響するという考えをお持ちです。
実はこちらの先生、腸内環境の専門ではありますが、もともと寄生虫学や公衆衛生の学者さんです。そして研究のため自分の腸内で「サナダムシ」を15年も飼っていたこともあるという凄い先生です。まさに筋金入りの実践行動力です。ちなみにこちらは「食」の本ということで寄生虫の事は書いてありません。食の本で寄生虫のこと書かれると食べる気なくなりますからね。

簡単に言うと、日々どんな食事をしていると、健康に長生きできるかについて書いてあります。
特に発酵食品の利点や重要性について書かれてあり、腸内環境のためには日本に根付く発酵食品をしっかり食べるという事で、特に納豆を勧めています。
納豆菌は固い殻に覆われているため胃の過酷な環境にさらされても腸まで生きて到達できるそうな。通常の菌は胃の強酸にさらされ生きて腸までは届かないと言われているのですごいですね。
そして有用菌はヨーグルトなどの動物性乳酸菌よりも植物性の乳酸菌の方が良いそうです。
元々日本人の食の歴史からみれば納得いく話ですね。
腸内環境と言えば乳酸菌、乳酸菌と言えばヨーグルトなんて言うくらいヨーグルトが一般的になってますが、元々日本にある発酵食品の納豆やぬか漬けなんかを食べた方が日本人の腸には馴染むようです。
ヨーグルト神話というのは、乳業メーカーが作ったマーケティングに過ぎないと私は思っています。
でも昔から食しているヨーロッパや遊牧民には合うんでしょうね。

肉食のススメ

あと面白いのは、歳を取ったら炭水化物よりも肉食を勧めています。肉食は腸が汚れるデメリットはあるそうですが、野菜と一緒に食べ合わせる事でそのデメリットも軽減できるそうです。
50歳を過ぎたら炭水化物を減らし肉を喰らえということです。
ただでさえ現代人は炭水化物過多なので、全年齢の人にも言えることですね。

そして肉を食べる他の意味として、コレステロールを摂る事もすすめています。
コレステロールに関しては歳を取るほどに必須だと。
巷にはびこるコレステロールの悪者説はかなり減ってきたようですが、今でもコレステロールを悪者にして薬を処方する医師が多いのには驚かされます。コレステロールに関しては色々な書籍にも書いてありますし、また他の機会にでも書きたいと思います。

以上、ここに書いてきたことはほんの一部ですが、腸内環境を良くするにはどんな食事が良いかということが他に色々と書かれています。
健康に関する勉強を続けている私にとってはとても腑に落ちる内容ですし、参考にできる内容も多く書かれています。
他にも食に関する本なのに呼吸法なんて事も書かれてあり面白いです。実際に呼吸法って大事ですから。

「食と健康」という観点で情報を探し求めている人ならばきっと参考になる本だと思います。
専門的な難しい言葉や言い回しは一切なく医学の分からない人が読んでもすんなり頭に入る内容だと思いました。

ありがとうございました。