病院に行っても健康になれない理由

こんにちは上田です。

前回は昔より寿命は延びたが、
健康になったから延びたのか?
という話でした。

実際は健康になったから延びた?
とは言い難い状況ですよね?
では現在医学がこれだけ発達したにもかかわらずなぜ健康になれないのでしょうか?

医学が進んでいるはずなのに健康になれない理由の一つに、今の医学が人を健康にするためにできたわけではないという事実があります。健康にするというよりも今ある症状を抑える対症療法の医学だから健康にならないのです。

『症状を取り去れば健康になれるんじゃないのか?』

と言う声も聞こえてきそうですが、そもそも健康でないから病気になるし症状として出てきたわけで、症状だけ取ったら健康体に戻るということにはならないわけです。病気になってもその都度症状を抑え込んでいけば寿命は伸びるのかもしれません。でも健康に寿命が伸びているとは言い難い気がします。

あと医学のニッチ化もあるでしょう。
昔は今のように眼科・耳鼻科・歯科や消化器内科・神経内科・整形外科・脳外科のように分かれてなく、ひとりの医者で全てを診ていました。それが医学の進歩と共に細分化し専門化してきました。

昔の医療はその人の全体を診て治療を行なっていましたが、今の医療はより専門性を高め、心臓なら心臓の専門医、血管なら血管の専門医、腎臓なら腎臓の・・・、と言うようにパーツパーツでしか体を診なくなりました。そのメリットはもちろんあるわけですが、体全体を健康にするという点ではちょっと違う気がします。なぜなら病気はパーツパーツが悪いからなったのではないからです。色々な要因が重なって、意味があってその部分に症状を出すものだからです。だから腫瘍があるから切り取ろう、下痢だから止めてしまおう、頭痛がするから薬で止めようでは、問題を先送りしているだけで、なんの解決にもならないわけです。

今の医学が本当に強いのは外傷や感染症と急性疾患です。
急性疾患を除く外傷・感染症・先天性疾患は本人に責任の無いものです。
それ以外の病気、ガンや糖尿病などほとんどの慢性疾患はその本人が自ら作ったもので本人の責任から来たもの。これらの慢性疾患は西洋医学があまり得意でない分野です。

 

今の西洋医学は外傷や感染症と急性疾患には非常に効果的ですが、本人の責任から作り出された慢性病はあまり得意でない。得意でないどころがより悪化する傾向にあります。

ガンや糖尿病などの慢性疾患は西洋医学よりインドのアーユルベーダや東洋医学の方が得意です。
西洋医学のように問題の先送りはせず、根本から探りその原因を除去し健康体に導くための治療をしますから。
西洋医学はどうしても『木を見て森を見ず』になってしまいますからね。

このように書くと医療批判とも受け取られますが、そうではなく西洋医学と東洋医学などの古典医学はどちらにも得手不得手があるので、今の状況に合わせて上手く使い分ければいいと言いたいわけです。

いくら東洋医学がいいと言っても、いま折れている骨や裂傷で出血してるのに、脈診て舌診て鍼して灸やってる場合じゃありません。早く整形外科の治療をしなければいけません。
心筋梗塞おこしてるのに、脈診して舌診して「あなたの心臓が梗塞してる原因はあーでこーで」なんてやってる場合じゃありません。早く血栓を溶かさないといけません。

健康になるためには単純に病院に通っていればいいわけではないのが分かりましたかね?
病院通いをしてるから健康になれないとも言えますね。

「寿命が延びたのに何故健康ではないのか」

の話からちょっと外れてきたようなので、今日はこれで終わります。

ではまた!