妊活と低体温

最近、低体温の人が多いそうです。

低体温とは平熱が36度以下のの人をいいます。
低体温だと免疫力が弱くなる、みたいな事を聞いたことがあると思いますが、単純に免疫力が弱くなるだけではないようですよ。

低体温は免疫力が低下するのはもちろんのこと、自律神経にも影響を与え排泄機能や新陳代謝の低下を招きます。また内臓機能にも影響を与えますので全身に様々な不調が出たとしてもおかしくありません。もし原因のよくわからない不定愁訴がある人は、低体温も疑った方がいいでしょう。

もし今現在妊活中の女性は、子宮や卵巣の機能低下から授かりにくくなる事も考えられますので、低体温脱却に向けて行動を起こした方がいいでしょう!

では低体温脱却に向けた身体を温める方法を書く前に、まずなぜ低体温なのかを考えていきましょう。

温める方法より先に低体温になっている原因を知らないと低体温から脱却できません。
ただ単に身体を温めればいいなんて小手先の事をしていても体温は上がってこないのです。

体を冷やす要因
  1. 生活習慣の変化による筋肉量の低下
    交通機関の発達やマイカーの普及で歩くことが少なくなりました。家庭では家電製品の普及で家事かける労力も減ったため、体をそれほど使わなくても生活できるようになりました。以上のことから筋肉量が減り熱産生器官である筋肉から熱が産生されにくくなっています。体温の40%は筋肉からつくられますから、筋肉量が少ないということが低体温の大きな原因のひとつになっています。
  2. 食習慣の変化
    昔は食品の保存技術や物流も発達していなかったため、ほとんどが地産地消で旬の物を食べていました。その季節に採れる食物、住んでいる地域で採れる食物を食べていました。保存技術も物流も発達した現代では、どこのスーパーに行ってたいていの野菜や果物を一年中買う事ができます。
    季節ごとに採れる野菜や果物はその季節に合う特性を持っています。夏の暑い時期には身体の火照りを緩和する物。秋には冬に備えて体に蓄えるもの。現代は冬の寒い時でも真夏の野菜を食べる事ができます。冬の寒い時期に夏野菜で体を冷やすトマトやキュウリのサラダでは体が冷えても仕方ないです。果物も冬の寒い時期に南国のトロピカルな果物では体は冷えやすいのです。
  3. 環境毒(社会毒)が増えた
    現代の生活環境は昔と比べて化学物質があふれています。食べ物には腐らないように合成保存料が使われ、味付けには化学調味料が使われ、農作物には除草剤や殺虫剤が使われその成分の残留した野菜や果物を食べています。牛肉・豚肉・鶏肉・養殖魚には成長ホルモンや抗生物質がふんだんに使われ、肉にはその成分が残留しています。しかもその餌には遺伝子組み換え作物が使われ除草剤が残留した穀物であることが多いのです。実際に家畜の肉からは飼料に使われる遺伝子組み換え作物の成分や残留農薬の成分が検出されているそうです。
    これら身の回りにある化学物質は人間のホルモンに悪影響を及ぼし、ホルモンバランスが乱れることで体温を下げてしまいます。
  4. 冷暖房の使い過ぎ
    夏も冬も快適温度でばかり生活していると、脳にある体温をコントロールする器官を刺激する機会が少なくなります。夏は発汗中枢が働かず、冬は常に温めているため身体が自身で熱を産生しようとせず低体温になります。
  5. 溜め込んだストレス
    人間生きていればストレスはつきものです。ストレスを無くすることはできませんがストレスを発散することは出来ます。このストレス発散が上手くできず中に溜め込んでばかりいると体は冷えやすくなるのです。理由はリラックスできずにストレスフルな状態が続くとストレスホルモンが分泌されてしまい、そのホルモンが血管を収縮させ血流が悪くなるために身体が冷えてくるのです。

 

以上のことから外から温めるだけでは根本的に低体温を変えることは出来ません。
先ずは上の5つの要因を知り、それを改善しながら並行して身体を温めていくことが大事です。
そうすることで、平熱も上がり妊娠しやすくなるだけでなく、体そのものも健康になっていきます。

次のブログは低体温を適正体温に上げる方法について書いてみます。

ありがとうございました。
ではまた!