人間の取説はどこにある?【その4】タンパク質の吸収と分解を知る

江南市の完全プライベート鍼灸サロン
治療室nozomi(のぞみ)の上田です。

今日もまたエネルギーの話。
体がエネルギーとして使える材料は


脂肪
タンパク質

この中で体が1番手っ取り早くエネルギーに変換できるのはです。
2番目が脂肪、3番目がタンパク質です。
私たちはこの3つの材料どれからもエネルギーを作ることができます。

今日はこの3つの栄養素の中からタンパク質の話をします。

 

タンパク質はエネルギーの材料と言うよりも、体を構成する成分として一番使われています。
筋肉であったり皮膚であったり血管であったり。

タンパク質とはアミノ酸のことですが、必須アミノ酸とそれ以外のアミノ酸があります。
その中で体が合成できないものを「必須アミノ酸」といいます。

(でも何を根拠に体で合成できないアミノ酸を必須と決めたんでしょうね?)

それはさておき、タンパク質には植物性と動物性があります。
イメージ的には、

動物性たんぱく質=「悪」
植物性たんぱく質=「良」

たぶんこんな感じですよね。
これが合っているか合っていないかはおいといて吸収率はどうでしょう?

吸収率でいうと動物性の方が良く、植物性の方が悪いというのは何となくイメージできるでしょうか?
先ず、食べた栄養が100%全て吸収されるわけではありません。
動物性と植物性にも吸収率の違いが有ります。

「タンパク源はヘルシーな植物性から」

といって大豆製品をせっせと飲んだり食べている人も居ますが、この植物性タンパク質の全てが体に吸収されるわけではありませんよ。特に大豆のタンパク質はあまり体に吸収されないといいます。

その理由としてトリプシンインビヒター」というタンパク質の消化を阻害する物質の存在があります。

その他、大豆にはミネラル分などの吸収を妨げる「フェチン酸」だったり、甲状腺機能を低下させる「甲状腺腫誘発物質」も含んでいます。

元々植物は私たちに食べられるために生息しているわけではありません。
特に自分から逃げることのできない植物は、自分の身を守るための色々と仕掛けを持っているのです。
植物や種子にはそういう毒性の物質が仕込まれていたりするのです。

それはそうなんですが、全ての食べ物にはメリットとデメリットの両方を持ち合わせているので、豆腐や豆乳や豆料理が好きでどうしても食べたい人は、適度に食べたり飲む分には毒性などのデメリットは目をつむってもいいと思います。ただ健康と信じて好きでもないのに過剰に飲食する事は問題だと思います。

日本人は昔からの知恵で大豆の持つ毒性に気付き、生物毒の影響を最小限にする方法で食べるようになりました。
それが醗酵した大豆食品の納豆、味噌、醤油です。
アジアではテンペも発酵した大豆食品ですね。
醗酵した大豆食品は生物毒が影響ないレベルまで分解されているのでお勧めです。

※ 納豆を食べる場合、付属するタレはかけない方が無難。化学調味料などてんこ盛りです。

 

摂取したタンパク質の吸収率は?

では実際に各食材のタンパク(アミノ酸)吸収率はどのくらいなのでしょうか?
タンパク質の最小単位、アミノ酸の吸収率が99%なのでそれと比較すると。

大豆 = 15%~20%弱
肉類 = 40%弱
卵黄 = 50%弱

大豆のタンパク質吸収率ははかなり低いですね。
豆乳を飲む理由が健康のためだとしたら・・・
あんまり役には立ってないですね。
植物毒もあるし。

豊富なタンパク源と思われている肉でも意外と吸収率が低い。

この3つの中で一番吸収率がいいのは卵黄です
イメージ的に分からないでもないですね。

余談ですが、ビルダーの人が常用するプロテイン。
意外や意外、大豆とあまり変わらず吸収率は15%強くらいだそうです。
この場合、大豆プロテインかホエイプロテインかライスプロテインかで変わると思うので、全てのプロテインが15%かは分かりません。

私もアスリート時代にトレーニングした後はせっせと飲んでいました。
結構これにお金も使いましたね。
でも今考えると、そのお金をタンパク質豊富な良質な食事に回した方が良かったと思います。

 

吸収率の差はありますが、タンパク質は腸から吸収された後、身体の構成成分として組織を作っていいきます。

特に女性が気になるコラーゲン。
これなんかは美を気にする女性にとっては特に重要ですね。
これもタンパク質です。

体に吸収されたタンパク質(アミノ酸)はコラーゲンや筋肉など体の構成成分を作っていきます。これが同化作用。
これとは反対に、体の構成成分であるタンパク質を分解して他の事に使ってしまう働きもあります。これが異化作用。

自分の肉体を分解して使うって、あまり良いイメージではありませんね。

体の成分を分解して使うとはどういう状況なのでしょう?
筋肉やコラーゲンを分解して使い続けたら、病的にやせ細っていく事になりますね。
これは身体にとって非常事態になります。

ではなぜ体は自分自身の組織を分解してでも、そのタンパク質を使かおうとするのか?

それは、
血中にあるエネルギーの材料が慢性的に足りていない状況。
にあるからです。

なんでしっかり食べているのにエネルギーが足りないんだ!
その理由は現代人の置かれている環境が、多くのエネルギーを消費せざるを得ない環境だからです。
前のブログにも少し書きましたが、昔の人のエネルギー代謝以上にエネルギーの必要な状況が山ほどあるからです。

【エネルギー不足の理由はこちらのブログ】
人間の取説はどこにある?【その2】飽食なのに足りないエネルギー

 

エネルギーの材料で一番シンプルスムースに使える材料は「糖」でしたね。
この糖が血中に無い(低血糖)状態が続くと、代謝に必要なエネルギーを作り出すのに、今度は自分の身体組織を取り崩しながらエネルギー産生しようとします。
体の構成成分を分解してエネルギーを作るのは身体の正常な機能のひとつですが、このエネルギー産生の機能はメインではないです。どちらかというと非常事態用のバックアップシステムと言えます。

エネルギーを作るために自分の組織を崩し続けていけば痩せていきますが、この痩せ方は病的であって健康的ではありません。
なのでこれで「痩せた!すごいわたし」なんて思ってはいけませんよ。

タンパク質をエネルギーとして使っているということは、脂肪も同じようにエネルギーとして使われています。
これは一見良さそうに思えますが、これにもデメリットがあります。

体重を気にする人の悩みとなっているのは脂肪ですね。
体脂肪と言うくらいなので、こいつを何とかしたいわけですよね?
何とか燃焼させたいわけですね。
この体脂肪が燃焼すれば一件落着なのですが、そこにはデメリットの存在も・・・

という事で次は脂質について書いていこうと思います。

では今回はこの辺で失礼します。

ではまた!

 

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