江南市のプライベート鍼灸サロン
治療室のぞみ
上田でございます。
久々に不妊症について書いてみます。
今の時代は少子高齢化ですね。
結婚もしない、出産もしない人が多いうえに、子供を作ろうとしてもなかなか妊娠しない。このままでは日本の人口は減少の一途をたどります。せめて子供を作りたいと思うご夫婦だけでも、しっかり妊娠して出産していただきたいと思います。
一般的には妊活していて1年以上妊娠をしない人のことを不妊というようです。
昔は2年だったような気がしますが何故1年にしたのでしょうね?
これは出産年齢が昔より遅くなっているから、
「2年もかけてやっていると、ますます授かりにくくなりますよ」
ということなのでしょうか?
私はひねくれているのでそうは見ません。
結局は「早く受診して医療機関を使ってお金を落としてくださいね」ということだと思ってます。
さて「妊娠できない」とはどういうことでしょう?
- 器質的問題
- 卵子の問題
- 精子の問題
- 着床の問題
これだけではないでしょうが、多くはこの辺の問題ではないでしょうか?
これらは全て健康状態の問題というか、エネルギー代謝とその人の持つエネルギー総量の良し悪しが大きく関係していると思っています。
器質的問題は卵管が詰まっているケースですかね?
調べてみるとクラミジア感染が主な原因となっているようです。
クラミジア感染なら抗生物質で治ると思いますが、治った後も炎症状態が残っていて卵管が通らないとなると、それは体が元々炎症しやすい状態にあるということでしょう。原因は色々ありますが、根本は体が炎症を鎮めるために使うエネルギーが足りていないということです。
卵子の問題。
女性は生まれる時に既に200万個の卵子を持っていますが、生殖できる年齢には20~30万個まで減るそうです。数や劣化の問題というのはよく聞きますね。確かに古い卵子より若い卵子の方が元気かもしれません。しかし高齢出産でも自然に元気な赤ちゃんを産む女性もいるわけで、歳をとれば卵子が古くて良くないというわけではないでしょう。体の健康状態さえ良ければ、長きに渡りいい状態に卵子を保ち続けるのは可能ではないかと思います。
精子の問題も避けては通れません。
現代男性は100年前の男性と比べると、精子の数が激減しています。ただでさえ少ない精子なのに精子の質も悪く、なかなか受精に至らないようです。ほとんどの若い男性は病気というわけではないでしょう?自覚も無いでしょう?でも精子が少ないとか精子の質が悪いというのは、世の中の男性が健康そうに見えるだけで、本当はまったく不健康な人ばかりということです。健康状態さえ良くすれば問題は解決します。
着床の問題は、卵が育つのに必要な子宮のベッドの状態次第。毎月作っては剥がれ、作ったは剥がれと、毎回新しいベッドが用意されているはずなのに、上手く着床しないのは、その出来栄えが悪いからかもしれません。しかしそれは病気というわけではありません。今はまだ体の状態が万全ではないというだけです。それは食習慣が原因かもしれないし、生活習慣かもしれないし、ストレスかもしれないし、代謝の問題かもしれない。それさえ改善していけば、必ず最適な子宮ベッドができ、着床することが出来るでしょう。
その他にも、不妊は精神的なストレスも大きく影響します。
不妊治療する事自体がストレスを生みます。
クリニックで体を侵襲するような検査や処置は強大なストレスにはなりませんか?
不妊治療で妊娠する確率って、年齢にもよりますが20%くらいでしょうか?
もしハッピーな気持ちで不妊治療を受けるならもっと確率は上がるはずです。
だいたい、クリニック行って色々と処置されて嫌な思いして、ハッピーではないですよね?
ひたすらストレスなはずです。
それが更に妊娠しずらくしているのかもしれません。
今回、不妊になる原因を大まかに書きましたが、それ以外にもタイミングの問題もあるでしょうし、性交渉自体が上手くいっていないこともあるでしょう。勃起しないとか濡れないとか・・・
でも妊娠しないのはほとんどの場合病気ではなく、妊娠するのに適した状態に体が整っていないだけ。状態が整い体が子を宿す準備ができれば必ず妊娠します。
不妊治療というのはお金がかかります。
特に病院での生殖医療を受けようとすると。
でも病院の不妊治療に何百万円も使わなくても、妊娠できる体にすることは可能なんです。
また鍼灸などの治療院やサロンによる不妊治療は、病院ほどお金はかかりませんが、続けるとなると安くはないです。確かに鍼灸は不妊治療に有効ですが、足繁く通わなくても妊娠できる体にすることは可能です。
そこにお金を使うより、クオリティーの高い食事やストレスを軽減するためにお金を使った方がいいでしょう。
当治療室でも不妊/妊活治療はやってますが、3ヶ月に1回くらいに来院すれば十分です。
先ずは、
・今置かれている体の状態を客観的に知ること。
・そこで何が問題になっているかを知ること。
・それを知ったうえで、体を変える習慣を実践していくこと。
そのあとは最低6か月間、覚えたこと実践し続けるのみです。
余裕があれば鍼灸に通えばもっと効果的です。
それも必須ではないです。
不妊治療もストレスにならない、自然な生活の中で進められる方法でやっていけると良いですね。
また長々と書きそうなのでこれで終わります。
ではまた!
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