愛知県にあるプライベート鍼灸サロン
治療室のぞみ
上田です。
前回メタトロン通せば免疫力が高いか低いか概ね分かるという趣旨の事を書きました。
ただ直接メタトロンから答えが出てくるわけじゃないので、解析したデータから代謝システムがどう行われているかを見て判断することになります。
今日は免疫力が高い人とそうでない人の違いについても書いてみます。
免疫不全でなければ、免疫力というのは誰でもが持っているものです。
免疫が低いというのは、言い換えれば「免疫が抑制されている体の状態」と言えます。
前回のブログで書いた免疫が低いと思われる人は以下の通り。
心身ともにストレスフルな人
ジャンクフード・加工食品ばかり食べてる人
抗生剤や鎮痛剤をよく使う人
酒・たばこをやる人
過度の糖質制限、過度のファスティング
代謝の悪い人
これらに当てはまる人は免疫が抑制されやすいといえます。
なぜか?
ストレスフルになると・・・
ストレスホルモンのアドレナリンやコルチゾールが分泌されます。
これらのホルモンは体に貯めてあるグリコーゲンや脂質・タンパク質を分解しエネルギーを作るよう働き、ストレスに対応するため消耗するエネルギーを補充します。
デメリットは、エネルギーになるまでに多くの代謝工程があり効率がとても悪いこと。
しかも脂質やタンパク質は燃焼させると燃えかすが出てしまう。
これが他の問題を引き起こす原因にもなるのです。
結果として免疫が抑制状態になります。
ジャンクフードや加工食品ばかり食べていると・・・
大量生産で使う油の質が悪く、長時間高温で使われ完全に酸化している。
当然、酸化した油は生命体にとって異物、処理する必要があります。その処理にはまたまた多くのエネルギーを使いますし残骸が残ります。
この他、使われる材料が怪しい。
遺伝子組み換えだったりする可能性が高いうえに、必ずと言っていいほど添加物まみれ。
これらを処理で内臓に負担がかかり、結果として免疫も抑制されてしまいます。
抗生剤や鎮静剤の多用は・・・
元々は石油由来で化学物質。
生命体のとっては異物であり毒です。
その毒の処理には多くのエネルギーが必要で、無駄にエネルギーを消耗してしまいます。当然肝臓などのデトックス器官や腸粘膜も傷みます。
その他、抗生剤は体に共生する菌を全て殺してしまいます。腸内であれば腸粘膜の状態が悪くなり栄養の吸収が低下します。また傷んだ腸からは通常粘膜を通過できない異物も血流に入ってしまうので体のあちこちで異物による炎症が起こる。ここでも無駄にエネルギーを消耗することになります。
そもそも消炎鎮痛剤は炎症作用なのだから免疫を抑制します。
酒・たばこも度を超すと・・・
酒は体内で分解されてアセトアルデヒドという毒に変わります。
さらに代謝の過程でビタミンBなど奪ってしまいます。
これら一連の作業で大量のエネルギーを消費し、ビタミンBは枯渇していきます。
しかも今のタバコは昔と違って化学物質まみれです。
化学物質を過熱することで、さらに有害な反応が起きます。
また火で燃やすわけですから、一酸化炭素も吸うことにもなります。
冬になると一酸化炭素中毒による事故が起こりますよね?
このような事が日常茶飯事におこっていれば、免疫機能も働きようが無いですよね。
過度の糖質制限やファスティング・・・
糖質制限やファスティングは人によって有効な場合もありますが、平均するとデメリットの方が多いと思います。この辺の話は「異議あり!」と反論されるかもしれませんね。
糖質制限もファスティングも思考的に正しいと思うからやっているのでしょうが、肉体にとってはただの飢餓ストレスです。
体は単純に「食物が入らない=飢餓=死への道」と解釈しますので、当然ながらストレスホルモンがドバっと分泌されます。そして体の構成成分そのものを分解しエネルギー源として使おうとします。ストレスの所で書いたのと同じで、エネルギーになるまでには多くの過程があり、エネルギーを作るのにエネルギーを使を使うという非効率的なシステム。そもそも人間は糖を代謝させてエネルギーを作るのが基本になっていて、脂肪やタンパク質の代謝は飢餓時におけるバックアップ。しかも脂質やタンパク質は分解していくと残骸が残ってしまう。結果として免疫が抑制状態になるんです。
ここまで読んで分かると思いますが、代謝が悪いというのは、エネルギー産生能力が悪いという事です。
エネルギーを効率よく作れなければ、体も免疫細胞も十分に働くことができません。
体はエネルギーが足りない状況になるとエコモードに切り替わります。
エネルギーは生命維持に特に必要な器官に優先して回され、それ以外の器官はエコ運転になります。
また長くなったんでまとめると・・・
・身体活動にはエネルギーが必要。
・現代人はエネルギー代謝が低い。
・エネルギー不足で免疫細胞の活動も低下。
・無駄な作業が多いとエネルギーが枯渇する。
・脂肪やタンパク質を使ったエネルギー産生は非効率。
・薬タバコ酒などの毒性物質は、解毒にエネルギーを大量消費。
・糖質は悪という風潮で糖を避けるため、よりエネルギー不足。
こう言ったことが免疫抑制状態につながるのです。
ちょっと強引にこじつけた面もありますが、ざっと書くとこんな感じになります。
これらの影響によって起こっている体の状態をメタトロンで読み取るんです。
エネルギーが足りているか産生能力はあるか?
エネルギー源は糖なのか脂質やタンパク質なのか?
どの器官がどの程度アンバランスになっているのか?
代謝が停滞しているのか活性しているのか?
免疫システムの作動状況。
など。
結局メタトロンを通して自分自身で体の状態を確認してからでないと、世の中にあふれる「免疫力を上げる方法」みたいのをいくら試しても、ほとんどの人の免疫力は変わらないのです。
最後に今回のメタの読み取り方は、メタトロンを所有するオペレーターでも全員知っているわけではないと思うので、ご近所で測定を受けるときはご注意を。
(メタトロンの解釈の仕方は多岐に渡るので、オペレーターによって何を見るかが違うんです。)
ではまた!
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