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「医者は今日も睡眠薬を出したい放題」を読んだ感想

今回のブログも書籍のレビューをします。
今回は、著:内海聡「医者は今日も睡眠薬を出したい放題」です。この本を読めば、睡眠薬を手放したくなるでしょう。そう思える内容がてんこ盛りです。そんなにリスクがあるなら最初から言ってくれよ先生!そう思うはずです。

医者は今日も睡眠薬を出したい放題

睡眠薬を服用している人は本当に多いと思う。
私はサロンの他に、高齢者施設などにも施術に行くのですが、ほとんどの利用者様は睡眠薬を服用しています。別に高齢者に限ったことではなく、働き盛りの世代でも、眠れないからといって、睡眠薬に頼っている人は多いと思います。

基本的に薬は全て毒です。
毒を以て毒を制すものであって、生きるか死ぬかの「ここぞ」の時にだけ、使うものです。
眠れないというのは病気ではないし、生きるか死ぬかの事態でもない。
眠れないのなら無理に寝ようとはせず、起きて読書なりすればいいと思うのだが、一般的にはそうはいかないようですね。

めったにありませんが、私が眠れない時は「これ幸い」と考えるようにしています。
理由は溜まっている本を読んだり、調べ物をしたりできるからです。
なかなか眠れない時、実際に読書を始めると、そのうち眠くなってきて眠れることが多いです。それでも眠れない時は、布団の中で目をつむったまま過ごします。眠ったか眠ってないか微妙な状態のまま、朝を迎えたこともありますが、それでいいと思っています。

わたくしごとではなく、本の内容を話さなきゃいけませんね。

この本を一言でいうと、睡眠薬とはいったい何なのか?
睡眠薬を飲み続けるとどうなるのか?
依存症から抜け出すには、どうすればいいのか?
というような事が、色々なエビデンスを元に分かりやすく書かれています。

睡眠薬はゲートウェイドラッグ

私は使ったことがないので分かりませんが、睡眠薬って簡単に処方してもらえるようですね。
精神科や心療内科だけでなく、内科や外科でも普通に処方される。
最近は睡眠薬だと、言葉の響きが悪く聞こえるのか、「睡眠導入剤」なんて言ってますよね。「薬」という文字がつかないだけで、なにかソフトなイメージになりますからね。
しかし、睡眠薬も睡眠導入剤も基本的には同じです。

ちょっと眠りにつきにくい、くらいの軽い気持ちで服用し始める人が多いのでしょうか?
しかし睡眠薬に頼って眠るようになると、次第に睡眠薬無しでは眠れない状態になっていく。
依存症になっていくのは、実際に服用している人を見ると分かりますね。
その内、どの睡眠薬でも効かなくなり、睡眠薬から抗精神薬へとグレードアップしていく。だから向精神薬の入り口になる薬ということで、ゲートウェイドラッグと言います。

眠るための睡眠薬によって、逆に不眠症になってしまう。
そして、向精神薬も処方されるようになり無限ループにはまっていく。

睡眠薬の眠りは偽りの眠り

眠る意味とはいったい何なのか?

眠る意味というのは、日中活動して疲れた肉体や脳を休めるためにある。
当然、頭や体をたくさん使って疲れていれば眠くなるし(疲れすぎて眠れないというのもある)、一日中ゴロゴロして昼寝ばかりし、ダラダラ過ごしていたら眠くならない。みたいに理解すればいいでしょう?

眠れない人はどんな人?

昼寝をしていて睡眠が足りている」
とか、
頭も体も動かしていないから疲れていない」
もしくは、
ストレスフルのため交感神経が高ぶって眠れない
といったところでしょうか。
仕事を引退した年配の方などは前者、仕事が忙しすぎる人などは後者というイメージ?

眠れない人は、とにかく「眠った」という事実が欲しいのだと思います。
でも、睡眠薬の眠りと本来の眠りとは全く違ったものなのです。
睡眠薬の眠りは、薬物で強制的に意識をシャットダウンし、「意識がとんだ状態」を作っているだけ。頭も体も休んではいない。だから、睡眠薬で眠っても、スッキリしないし疲れも取れないのです。

睡眠薬の正体

睡眠薬睡眠導入剤
この二つは違う薬かと思いきや、基本的にはまったく同じ物だそうです。

睡眠薬を服用している人でも、向精神薬は否定している人が多いと思いますが、睡眠薬(導入剤)も向精神薬の一種です。「向精神薬はちょっと・・・」という人でも、睡眠導入剤は安全と思っているかもしれませんね。でも、抗うつ剤抗不安剤と変わりないとのことですよ。

クリニックで処方されるときに何と説明されているか知りませんが、副作用や弊害があるという話はあまり聞きませんよね。しかし、睡眠薬というやつは、麻薬とほとんど同じということです。
覚せい剤コカインと比べると多少マシな程度で、依存性も、副作用も、禁断症状も麻薬と同じだそうです。

そしてなんと!
睡眠薬は大麻やLSDよりも依存性が高いんだとか。

睡眠薬の弊害

驚くことに睡眠薬の弊害は・・・

眠れなくなること!

睡眠薬無くしては眠れなくなるんだそうです。
効かなくて眠れないから「もっと、もっと」ということになる。
これは睡眠薬に耐性がつくからです。
すると「もっと強い薬を」と言うことになり、それでも効かなくなりドツボにはまっていく。
最終的には本家本元の向精神薬の服用ということになるのか?

お医者さんに「依存性はあまりないですよ」と言われたことがある人もいると思いますが、睡眠薬の添付文書の最初に書かれてあるのは「依存性」だそうです。
ここまでくると笑うしかないですね。
海外では睡眠薬は麻薬として扱われており、処方には服用期間が厳密に決められているそうです。でも日本は基本的に自由。

そして睡眠薬を飲み続けることによって、逆により不安や精神的緊張が増していくのだそうな。元々、睡眠薬に頼る人というのは、どこかに精神的な不安があるのかもしれませんが、それが増強されていき睡眠薬を止めることができなくなるのでしょう。

驚愕の事実!

精神薬を服用すると脳細胞が委縮する。
脳の萎縮と言って思い浮かぶのは、アルツハイマーや認知症ですよね。これはアメリカの研究でも報告されているようです。

イギリスの研究では、睡眠薬を服用し続けると、服用していない人に比べて、認知症の発症リスクが3.5倍上がるという報告も上がっているようです。
認知症のリスクをおかしてまで眠りたいでしょうか?

その他にも、脳卒中、肝障害、癌のリスクが上がるそうです。
病気のリスクだけでなく、自殺しやすくなるというデータもあるようです。

これだけリスクがあるのに、偽りの眠りのために睡眠薬を欲しがるというのは、私には到底理解できません。私が思うに、医者が安易に処方しすぎることも、問題のような気がします。今ここにあげたリスクの説明なんてしないでしょうから。

最後に

私は睡眠薬なんて飲まないし、飲んだこともありません。
ごくごくたまに眠れないこともありますが、ほとんどの場合は床について5分もすれば寝落ちしてます。だから必要性を感じたことがない。過去にストレスからか、眠れない日が続いたことがありましたが、その時も睡眠薬という発想は無かったです。

多くの人が睡眠薬を服用する理由は、今の睡眠薬は安全と思っているからでしょう。医者もメリットばかり説明してデメリットを話さない。これは、わざと言わないのか、はたまた医者なのにリスクを知らないのか?儲けるために言わないのか?

中には「それほど危険な薬を、国が承認するわけがない」とか「安全性が確かめられているはず」などという、あまりにも世の中を知らなさすぎる事をおっしゃる人がいます。これは製薬業界や国を信じすぎです。この辺のこともちゃんと本に書かれています。

それ以外にも、睡眠薬の歴史や、依存からの脱し方まで書かれています。
それほどページ数も多くないし、難しくも書かれていないので、夜寝つきが悪く睡眠薬をもらおうか考えている人や、すでに睡眠薬を服用しているが、どんどん効かなくなっている人、睡眠薬と向精神薬など、薬がどんどん増えている人など、読んでみるといいと思います。

最後にあと一つ言いたいことが・・・

内海氏はこの本以外にもよく書いてますが、砂糖など甘い直接糖は麻薬と同じと位置付けています。
私も内海氏の書籍やセミナーに出席していたころは、そこに共感して糖を避けた生活をしていました。内海氏は推奨してませんが、糖質制限もストイックにやったこともあります。それほど 「甘いものは悪」にドップリ浸かっていました。

しかし、3年前から「甘いものは悪」という考え方を完全に止めました。
今では逆に、果物や黒糖やハチミツを、意識して摂る様にしています。砂糖も普通に使っています。
就寝前には歯磨きが終わった後に、ハチミツ(本物)をたっぷり舐めてから寝ています。もし直接糖が虫歯の原因になるとしたら、私はとっくに虫歯だらけのはずですが、全く虫歯はできていません。

以前は内海氏の考え方に共感していたので、私もそれを実践していたのですが、3年ほど前に有馬ようこ氏のセミナーに出てから、今までの私の考え方がグラつき、その後、崎谷氏のセミナーや書籍を読んで、その理論がスッキリ腑に落ち、今に至ります。

このように書くと「アンチ内海だ」と思われそうですが、食に関する考え方以外は、今でも内海氏の発信する情報を参考にしている部分もありますので、全然アンチではありません
だからこのように内海聡氏の書籍も読むわけです。

このブログを読んでくれた人の中には、内海ファンや崎谷ファンや有馬ファンもいるでしょう。でも健康情報を発信している先生も、あまり一人に偏りすぎないほうが私はいいと思うのです。
多くの知識を吸収すれば、自分の頭で考えられるようになり、「これは確かにそう思う」「これはそう思わない」など自分で判断出来るようになります。

レビューは以上になります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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