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「ガンは安心させてあげなさい」読書シリーズ

2018年発刊のパラダイムシフトシリーズ第4弾!タイトルだけ見るとよく分かんないが、ストレスを与えず安心させとけという意味か?
今回も私の足りない頭でザックリまとめてみたのでご覧ください。

ガンは安心させてあげなさい

ガンは安心させてあげなさい
著者:崎谷博征

今回もパラダイムシフトシリーズからです。
タイトルだけ見ると、なぜガンに対して安心させるのかピンとこない。
どういうことなのか、さっそく内容を見ていきましょう。

ガン細胞はその人の土壌しだい

「ガン細胞は健康な人でも毎日できている」

という話しは誰でも聞いたことがあると思います。
ガン細胞ができたとしても、通常は体が常に処理しているため、それがガン化することはありません。
ガンになるのは、体のシステムが正しく作動していないような状態になっているからです。

身体の環境がガンになりやすい場になっている」

ということではないでしょうか?

さて書籍の最初の方にはこんな実験が紹介されています。
今では倫理的に問題ですが、昔は平気でやっていたんでしょうね。

その昔、人間を使った実験で、皮下にガン細胞を注射し、その後どうなったか調べた研究者がいたそうです。

被験者A:健康な人。
被験者B:何らかの病気を持っている人。
被験者C:ガンを患っている人。

さぁどうなったでしょうか?

被験者A:局所に炎症反応、2~3週間で完全消失
被験者B:完全消失まで健康な人の2倍の時間がかかった。
被験者C:消失するのが極めて遅い。死亡後も残存。

この結果から分かるように、ガン細胞は人それぞれの体の状態で結果が大きく違うという事。
体内環境の良し悪しで決まるということですね。

ガンは遺伝する?

そう思っている人もいると思いますが、書籍では遺伝は無いといっています。
遺伝ではなくその人の持っているい土壌(体内の環境)次第だと。
前のブログでも書いた「場の理論」ですね。
癌になる人は、そういう体の「場」になっていたということ。

どんな状態だとガンになりやすいのか?

pHって聞いたことありますよね?
酸性かアルカリ性かって話し。

人間のpHはというと7.35〜7.45付近と言われています。
部位によって多少は違いがあります。

体のpHって?

皆さんも、お肌は弱酸性が良いと聞いたことがあると思います。
実際に皮膚は弱酸性だそうです。

昔し、ビオレUのCМでも言ってましたよね。
弱酸性ビオレって。

でも、皮膚は酸性でも血液は弱アルカリ性だそうです。

じゃぁ細胞の中はどうなんでしょう?
細胞内は基本弱酸性なんだとか。

これについて私もネットで調べてみました。
「人間は弱アルカリ性」「皮膚は弱酸性」と書かれているものが多かった。
細胞内についてはあまり書かれていないようでした。

こちらの書籍というか崎谷氏の本や記事を見渡すと、

「細胞内は弱酸性」
「血液は弱アルカリ性」

ということになっています。

細胞内ではミトコンドリアで糖代謝が行われた時に、ATPの他に熱と水と二酸化炭素が放出され、水素イオンと炭酸イオンに分離され、水素イオンが細胞内に残るため弱酸性なんだとか。

血液が弱アルカリ性なのは、炭酸イオンが細胞内に過剰に蓄積したナトリウムイオンとカルシウムイオンを電気的に引き付けて、細胞外、循環血液内に誘導するため、弱アルカリ性なんだそうな。

一般の人にはちょっと難しいですね。

酸性とアルカリ性

細胞内が弱酸性であれば安静状態
弱アルカリ性で、興奮・分裂状態

興奮分裂という言葉よりも、安静状態という言葉の方が、細胞にとって良いイメージがしませんか?

でも、世の中での一般常識だと、

「アルカリ性○」
「酸性×」

ではないでしょうか?

一般的には酸性(酸化)は体に悪い。
病気になるってイメージだと思います。

もう少し詳しくいうと、酸化ストレスは反応性の高い活性酸素を生み出し、細胞などにダメージを与えるため、さまざまな病気の原因になる。
だからダメだという事です。

だから皆さん抗酸化物質抗酸化作用の食材に一生懸命になってますよね?

しかし、エネルギー代謝の面からみると逆なんだそうです。
抗酸化させることは代謝を落とすことになると。

酸化ストレスと還元ストレス

酸化の反対は還元といいます。

酸化=酸性
還元=アルカリ性

イメージ的には酸化の方が悪いように見えますね。

でも実際には酸化ストレスより、還元ストレスの方がよくない。

人間はエネルギーを作る時、糖を代謝させて作ります。
細胞質では解糖系という形でエネルギーを作り、ミトコンドリアでは電子伝達系という形でエネルギーを作ります。両方ともエネルギーを作り出しますが、基本的には電子伝達系でエネルギー産生しています。

解糖系は電子伝達系に比べ、少ない量しかエネルギーを作れないので効率が悪いのです。

還元ストレスとは、
ミトコンドリアの電子伝達系でエネルギーが作られなくなった時に起こります。
電子伝達系が回らないと細胞内が弱酸性からアルカリ性になります。
この細胞内がアルカリ性になった状態が還元ストレスです。

この辺はちょっと難しいですね。
これを理解するためには「電子」の流れを知る必要があります。

人体には電流が流れています。

と言ったら驚きますか?

でも実際に人間には微弱な電流が流れてるんです。
生命活動にはこの電気の流れが必要不可欠なんです。

あまり詳しくないのですが、原子の周りには電子が回ってて、細胞の中ではこの電子を受けたり渡したりしながら、体のシステムが回っています。

エネルギーを作り出すメインの器官がミトコンドリア
ミトコンドリアの中の電子伝達系という所で、糖の持つ電子を伝達させていきながら、エネルギーであるATPを作り出しています。

もしミトコンドリアで糖の代謝がうまく行われなかった場合、糖の持つ電子はどこにも受け渡されず、行き場を失ってしまいます。そして細胞内に帯電します。

この細胞内で電子が蓄積してしまった状態を「還元ストレス」というそうです。
電子の滞った還元状態では細胞内がアルカリ性になります。

行き場を無くした電子は、細胞内で受け渡す相手を探して、さまざまな物質と反応します。
この反応により、今度は酸化ストレスに切り替わっていくのだとか。

酸化ストレスは還元ストレスの後におこる。

ガンの好物は本当に糖なのか?

よく、「ガン細胞は糖を餌にしている」みたいな話を耳にします。

実際はどうなんでしょう?

試しにネットで「がん細胞 糖」で検索してみました。
1ページ目だけザッと見ると、考え方の違う二つのサイトがありました。

その二つとは?
「ガンと糖の科学的根拠は無い」と書かれているものと、「糖質カットが有効」としているものです。
糖質カットが有効としているのは、ケトン食を推奨しているグループですね。

では、こちらの書籍「ガンは安心させてあげなさい」では何と書かれているでしょうか?

「ガンは糖中毒ではない!」

なぜか?

書かれていることを簡単に説明すると、ガン細胞が糖を取り込むのはエネルギーを得るためでなく、脂肪新生のためだと。

ガン細胞も糖からエネルギーは得ているそうですが、解糖系でのエネルギー供給ではエネルギー産生量が少なくて全然足りない。解糖系でのエネルギー産生は、ミトコンドリアの産生と比較して7%くらいしかないのだそうです。
だからガン細胞は足りないエネルギーを、脂肪から得るのだとか。

ガン細胞は、脂肪新生で糖を脂肪に変換します。
脂肪も糖も無い状態ではアミノ酸を脂肪に変換します。
ガン細胞は、どのような状況でもエネルギーを供給できるよう、脂肪を代謝させエネルギーを補っているのだとか。

あまり説明が上手くできない・・・

とにかく、ガンは脂肪が大好きなのです。

ガン細胞に対して糖質制限しても、効果どころか逆効果になるということです。

ケトン食のように糖質制限をすると、ガン細胞は逆に大喜び。
あらゆるものからエネルギーを作り出せるガン細胞に対して、糖質制限は意味がないということになりますね。

ガンを安心させるとは?

ガン細胞はその場の環境を乱せば乱すほど、ガンを更に強固な細胞にしていく。

精神的・身体的にストレスにさらされ続けると、体の中の環境はリラックスできる場を失います。
要は安心できない体の環境になっているわけです。

そこに、ガンの3大療法である、手術、抗がん剤、放射線なんかすれば、さらに強いストレスを体に与え続けることになります。

当然ですが体内環境はもっと乱れます。
その時だけガンをやっつけたとしても、体にとってそのダメージは相当なものになるはずです。
これは安心できる環境と言えるでしょうか?
この体内環境の乱れが、後に正常細胞をガン化させる原因となるのではないだろうか?

先ず取り組むべきこと

取り組むべきことは二つあります。

  1. ガンの場を作り出した、様々な物質をブロックする
  2. エネルギー代謝の正常化

先ず健康の場を乱していた原因物質を排除します。
そして体の機能を正常化させるために必要な、基本的なエネルギー代謝を確保することです。

書籍では二つの取り組みを、街で暴徒化した人々を沈静化させていくという例えにして書かれています。そちらを読まれた方がイメージはしやすいかもしれませんね。

では詳しく見てみましょう。

ストレスホルモン

ガンの場を作り出す物質として、ストレスホルモンがあります。

ストレスホルモンというのは、ストレス対応に必要なエネルギーを確保するため分泌されます。

わかりやすいところで言えばアドレナリン
アドレナリンの他にも、コルチゾール、エストロゲン、セロトニンなどもストレスホルモンです。

ストレスホルモンは、筋肉や肝臓に蓄えられているグリコーゲンを分解し、エネルギーの材料にします。
しかしグリコーゲンは備蓄量に限りがあるため数時間で無くなります。
その後は中性脂肪を分解することになります。

中性脂肪はエネルギーの材料として使うと、遊離脂肪酸という代謝産物が血中にあふれます。
この遊離脂肪酸は容易に自動酸化され、発ガン物質のアルデヒドに変化します。

この流れを止めるために、身体的にも精神的にもストレスに対応させる必要があります。

ここで有効なのが、各種のビタミン類

ビタミンの中でも、ビタミンA、B3、B6、D、E、K
塩は厚労省が推奨している1日の摂取量では全然足りないそうです。
だから減塩◯◯なんて商品を買う必要なんてありません

あと注意したいのは、ビタミンと書くとすぐにサプリメントに走る人がいますが、サプリメントの有効成分は、全体のたった数パーセントです。
ほとんどが添加物繋ぎ成分でできています。
だから安易にサプリメントに走らない方がいいでしょう。

エンドトキシン

エンドトキシンとは腸内細菌の内毒素のことです。

一般的には腸内細菌は良いものという認識ですが、そうとも言えないのです。

世の中では腸内環境を整えようと、納豆食べたりヨーグルト食べたりしてません?
好きで食べているならまだしも、腸内環境に良いからという理由で、好きでもないのに一生懸命食べるのは逆の効果を招きます。

食物繊維など人間が分解消化できない食物は、腸内微生物の餌になります。
餌になれば当然、腸内細菌は元気になりますから増殖していきます。
しかし、あまりに増殖しすぎると、通常ほとんどいないはずの小腸内にまで菌が増殖します。
そして腸内細菌異常増殖症になっていくわけです。

エンドトキシン(内毒素)は、小腸粘膜にリーキーガットがあると粘膜から吸収され、血流にのって全身をめぐることになります。
血流に入ったエンドトキシンは毒素なので異物になります。
そして各所で炎症を起こす元となります。

よくガスがたまるという人は、食物繊維が腸内細菌の餌となり、腸内で発酵しているのかもしれませんね。エンドトキシンの問題も出ているかもしれません。

食物繊維は体に良いという健康情報で、意識して食べている人は多いと思いますが、どうせ意識して食物繊維を食べるのなら、腸内細菌も餌にできないような食物繊維を食べるほうがいいでしょう。

セルロースは腸内菌も餌にできないので、書籍でも推奨しています。
ニンジン、キノコ類、タケノコがそれのようですよ。

還元ストレス

体内環境がガンの場になっている人は、乳酸が溜まりやすいそうです。

ガンの場ではミトコンドリアでの糖代謝がブロックされているので、糖は解糖系メインで代謝されています。すると代謝産物として乳酸が発生します。
乳酸が過剰になると代償的に過呼吸となるため、細胞内と血中の二酸化炭素濃度が低下します。

二酸化炭素は細胞内を弱酸性に維持していますが、低下すると細胞内はアルカリ性に傾きます。
そして還元ストレスになっていく。

二酸化炭素は温暖化とか、体に悪いイメージがあると思います。
でもこの二酸化炭素こそが、体内環境を健康の場を維持するために必要な物質なのです。

オメガ3&オメガ6はアウト!

多価不飽和脂肪酸であるオメガ3&6の害悪が全ての不調の根源と言っても過言では無いでしょう。

こんなことを書くと、毎日アマニ油エゴマ油をせっせと摂っている人から反感を持たれそうですが、まぁいいでしょう。

書籍では、このオメガ3&6である多価不飽和脂肪酸の事を「プーファ」と呼んでいます。
このプーファは前のブログでも話しているので、そちらをご覧いただくといいでしょう。

オメガ3と6の何がダメな理由は、
常温で容易に自動酸化してしまうことです。
これがアルデヒドという毒性物質に変わるから問題なのですが、それ以外にも問題があって、糖の代謝も止めてしまうのです。
糖が使えなければ脂質を分解して、エネルギー産生を行うことになります。
脂質が大好きなガン細胞にとっては大歓迎な状態になるのです。

エネルギー代謝の正常化

ガンの場から健康の場にもどすには、エネルギー代謝を正常化させなければいけません。
正常なエネルギー代謝とは、脂質やタンパク質を材料にしたエネルギー代謝ではなく、糖を材料にしたエネルギー代謝です。

困ったことに脂質をエネルギー代謝の材料に使うようになると、糖を材料にエネルギーは作れなくなる、という原理が働きます。

糖がミトコンドリアで代謝されエネルギーになるには、ある酵素が必要なのです。
先ほどの多価不飽和脂肪酸は、この酵素の働きをブロックしてしまうため、糖が代謝できなくなってしまうのです。

でも大丈夫です。
このブロックされた酵素の働きを回復させる物質があります。
それが果糖です。

でも、糖や果糖というと「体に悪いのではないか?」と考えると思いますが、一概に悪いとは言えないようです。

人間の体は正常な状態では糖を材料にエネルギーを作ります。
しかしガンの状態では脂質がメインで使われます。
脂質がエネルギー代謝のメインになると、先ほど話したように糖のエネルギー代謝(ミトコンドリアでの)は止まってしまいます。
果糖はこの止まってしまった、糖のエネルギー代謝を復活させることができるのです。

ミトコンドリア(電子伝達系)で糖が使われだすと、代謝産物として二酸化炭素が出てくるので、細胞内の還元ストレスは抑えられ、弱酸性の状態に戻っていきます。
そして、時間はかかりますが徐々に健康の場へと戻っていくわけです。

最後にまとめます。

  • ガンに結びつく要因を排除、避ける
    ストレスホルモンが過剰に出される環境を変える。
  • 腸内細菌の餌になるような繊維を摂らない
    消化の悪い食物繊維は控える。
  • 細胞内を還元状態にしない(アルカリ性)
    ミトコンドリアでの糖代謝ブロックされ、二酸化炭素が減少、乳酸が増加で還元状態に。
  • オメガ3と6の油は摂らない
    常温で自動酸化しアルデヒドに。また糖代謝に必要な酵素をブロックしてしまう。
  • 糖と果糖で糖のエネルギー代謝を高める
    果糖は糖代謝でブロックされた酵素の働きを改善。

まとめ

今回も長くなってしまいましたが、この本に書かれている事は、ざっとこんな感じです。

それでも、相当端折ってます。

ただ、これは私のメガネを通しての解説なので、真剣に取り組みたいと思う人は、是非ぜひ書籍を買って読んでみてください。

崎谷氏の書籍は予備知識が無いと難しいのは確かですが、それでも何となく理解はできると思いますので、実際に読んでみることをお勧めます。

最後に書籍の終わりに意味深い一文がありましたので、これだけ紹介しておきます。

“ガン細胞は、私たちの正常細胞がエネルギー不足のためにやむなく変態して生き残った私たち自身の細胞です”

ガン細胞も好きでガン化したわけではないと思うんですね。
自分が至らないばっかりに、体に無理をさせてしまった。
体は一生懸命頑張って変態させないよう頑張っていたんだろうけど、不摂生していたためエネルギー不足に陥り、回復できずに力尽きてしまった。
こう考えるとガン細胞だからといって憎むことはできない。
だってガン細胞だって自分自身なんだから。

今回も長々とありがとうございました。

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