脂肪の種類によっても太りやすさに違いが出る

愛知県江南市でメタトロン測定の治療室のぞみです。

前回のブログがダイエットだったので、今回も追加の情報をシェアしたいと思います。

人はなぜ太ってしまうのか?

ごはんの食べ過ぎ?
甘い物の食べ過ぎ?
運動不足?

確かにエネルギー消費量を上回る量の栄養素を摂れば余りますね。余った栄養素はいつ来るかもしれない飢餓に備えて蓄えます。それが中性脂肪です。

では、食べた食事の何が中性脂肪になりやすいか分かりますか?

炭水化物(糖質)?
脂質?
タンパク質?

炭水化物と答える人が多いんじゃないですか?
でも実際には糖質よりも脂質の方が太るそうです。

糖質も過剰になれば中性脂肪に置き換えられ脂肪細胞に貯め込まれますが、その量はそれほど多くはないようです。

やはり、一番太る元になっているのは食事から摂る脂質です。

ウッソ~と思いますか?

糖質制限をすると劇的に痩せるのは私も実証済みですが糖質を摂るから太る、という訳ではなようです。

2018年、海外の学術誌に「甘い物が好きな人ほどスリム」と出たようですよ。

この話しは崎谷医師が去年だかにブログで記事にされています。

私も記事を読んでなるほどと思いました。

その発表された学術誌に書いてあるように、太りやすいのは糖質ではなく脂質で間違いと思います。

食べ物から脂質を過剰に摂ると消化吸収された脂肪酸が血液中で余ってしまいます。使われずに余った脂肪酸はグリセリンと結合し、中性脂肪として脂肪細胞に蓄えられます。
これが続くことで太る。

また、脂肪酸にはいくつかの種類があり、それによっても太りやすさが違ってきます。

脂肪酸の中で太りやすい種類は・・・

ズバリ、多価不飽和脂肪酸

加工食品に使われている油や調理の時に使う油がそうですが、健康に良いと言われる魚油や亜麻仁油も多価不飽和脂肪酸です。

逆に飽和脂肪酸は太りにくい。

飽和脂肪酸とは牛脂やココナツ油などがそうです。

何度もブログに書いていますが、現代人の食習慣で摂る脂質は圧倒的に多価不飽和脂肪酸です。

だからすぐに太ってしまうのではないでしょうか?

脂質の方が太りやすいとは言っても、甘い物が太らないわけではない。

甘い物も種類によって太りやすい。

甘い物と言えば砂糖、黒糖、ハチミツ、アガベシロップなどの原材料である糖があります。そして、それらを使って加工し作ったスウィーツやお菓子なども甘い物です。

この中で、砂糖、ハチミツ、黒糖、天然のシロップは糖そのものであり、よほど大量に食べなければ太りません。

でも、加工食品であるお菓子やスウィーツは糖以外の材料も多く使います。その材料の中には間違いなく多価不飽和脂肪酸の油が使われているはずです。

これが太る原因です。

自然の糖を食べる分には太りませんが、小麦や油で加工したお菓子やスウィーツは太ると言うことです。

スウィーツは確かに甘いですが、材料に砂糖だけが使われているわけではなく、デンプン質の小麦やショートニングなど植物油脂も使われます。加工食品で使われる油の多くは多価不飽和脂肪酸です。

スウィーツやお菓子の場合、甘いから太るのではなく、糖以外の材料がたくさん使われているから太るのです。

ひとくくりに「甘い物」がイコール全て悪いというわけではないのです。

だから、ダイエットを成功させたいのであれば自然の甘い物を避けるのではなく、油を使う料理や油脂類を多く使った加工食品やスウィーツを避ける必要があるのです。

ダイエット中であってもフルーツは食べて問題無いし、コーヒーに砂糖入れてもいいし、本物であればヨーグルトにハチミツやメープルシロップをかけて食べてもいいのです。

私なんか毎朝ケフィアに砂糖4杯くらい入れて食べています。

あと、一つだけ注意して欲しい事があります。

日本で手に入るハチミツやシロップは偽装が多く本物ではない可能性が高い。

ちなみにスーパーに置いてあるハチミツは、ほぼシロップが混ぜてある物ばかりで全滅です。

本物の蜜は健康増進作用がありますが、混ぜ物だと逆に健康を害する可能性さえあります。そんなの使うくらいなら普通の砂糖を使った方が何百倍も健康的です。

最後にダイエットの話しとは違いますが、太ること以外に多価不飽和脂肪酸がダメな理由を書いておきます。

血液中に遊離する脂肪酸が多価不飽和脂肪酸だった場合に体で起こること。

・ミトコンドリアが障害を受ける
・ランドル効果で糖代謝障害
・インスリン抵抗性
・ストレスホルモン増加
・ガン増大

高血糖はミトコンドリアがブドウ糖を利用できないから起こります。

慢性的にエネルギー産生に脂肪燃焼をしていると、血液中に糖があってもエネルギー源としては使えなくなる。これをランドル効果と言います。

インスリンの分泌があっても、そもそも細胞が糖を使えない状態にあるので効かせようがない。

ストレスホルモンによって脂肪分解が起こる。血液中に糖が無い事でストレスホルモンが分泌されるのです。

多くの人はガンは糖で増殖すると思っていますが世界中の研究など見ると、癌細胞は糖ではなく脂肪を使うことで増殖していくようです。

なぜか中高年には糖尿病が多い?

高齢者に糖尿病が多いのは、過去何十年間食べてきた多価不飽和脂肪酸が原因と思えてなりません。

昭和のある時から「植物油の方が動物性油より健康的」というプロパガンダが始まりました。

その事もあり、動物性の油は体に悪いと認知され、健康に良いと言われる植物性の油を食べるようになってきました。

それもあって、長い年月をかけて細胞が糖を使えなくなったのだと思います(ランドル効果)。

糖尿病というのは糖の利用障害であって糖そのものが悪いわけではないのです。

食事をすれば当たり前ですが血糖値が上がります。

本来、糖はエネルギー源としてすみやかに使われるため高血糖にはなりません。

それなのに高血糖になると言うことは、細胞がブドウ糖を使えなくなっていると言う事です。

その結果、高血糖になったものなのです。

今日は以上です。

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