ダイエットで脂肪燃焼させる前に知っておくこと

治療室のぞみです。

ダイエットと言えば脂肪燃焼

太るということは脂肪の蓄積が増えたということ。
その脂肪を燃やせばダイエットになるとお考えでしょうか?

脂肪を燃やすのにどんな方法が思い浮かびますか?

1,運動をする
2,
食事量を減らす
3,
炭水化物・甘い物をやめる(糖質制限)

こんな感じですよね?

運動するとエネルギーを消費します。
運動で消費した分の栄養を補充しなければ痩せていきます。
エネルギー源として中性脂肪が使われるから結果痩せるのです。

しかし、運動によるダイエットは後に必ずお腹が空きます。
それを我慢すれば本当に痩せますが、誘惑に負けていつも以上に食べてしまったりしませんか?
体は消費したエネルギーを補充するため、普段よりも食欲を亢進させるのです。

食事制限はどうでしょう?
当然エネルギー源になる栄養を制限してしまうため痩せます。
制限によって栄養素からエネルギーを作れないため、中性脂肪のみならずタンパク質まで燃焼させエネルギーを作ります。
痩せれば何でもいいというのであれば、この方法でいいでしょう。
確実に痩せますが、確実にリバウンドします。

糖質制限はどうでしょう?
基本的に体は糖をエネルギーの基本材料にしているため、糖を制限すれば代替燃料である脂肪とタンパク質を燃やすので確実に痩せられます。
しかし弊害が多く、糖質制限のメリットよりデメリットが上回ってしまう可能性が高い。
これもリバウンドの可能性が高い。

私も昔、糖質制限やファスティングを試したことがあります。
特に糖質制限では8ヶ月18Kg痩せるというビックリな結果がでました。
数値だけ見るとダイエット成功なのですが、内容的には不健康な痩せ方です。
食事制限や糖質制限は痩せることに間違いはありませんが、デメリットが大きいのです。

脂肪を燃焼させるということは?

先ずは太らせてる元の中性脂肪のことを知る必要があります。
中性脂肪の中身は一つのグリセリンに三つの脂肪酸が結合した物体です。

農林水産省 すぐにわかるトランス脂肪酸より

通常のエネルギー産生では主に糖質をエネルギー源にしますが、血液中に糖が無ければ他の材料を使うことになります。
それが脂質でありタンパク質です。

体は血液中に糖が無いと生命の危機(飢餓?)が来ていると認識します。
そこで、ストレスホルモン(アドレナリン・コルチゾールなど)を分泌し、血糖値を上げるために体中からエネルギー材料を確保します。
これらストレスホルモンの役目は、蓄えられた中性脂肪やタンパク質の分解です。

中性脂肪の場合はグリセリンと脂肪酸に分解されます。
分解されたグリセリンは肝臓に運ばれエネルギーの材料として再利用され(TCA回路・糖新生)、脂肪酸は血液中を循環し筋肉など各組織に運ばれます。

食べ物から糖質が入っくれば糖をエネルギー源にしますが、糖が無ければ脂肪やタンパク質を分解しエネルギー材料にする流れが起こります。

これだけを見れば何も悪いことなど無いように見えます。
しかし、脂肪をエネルギー源として燃焼させると、体に有害となるゴミを増やすことになるのです。
さらに体の重要な構成要素であるタンパク質あがエネルギー源に使われてしまうと、皮下や骨のコラーゲンが失われます。
皮下のコラーゲンが減るとシワになり、骨のコラーゲンが減ると骨粗鬆症。

美容と健康のためにダイエットが、逆の結果を生むことも考えられるわけです。
ダイエットは意志さえ強ければ簡単に痩せられます。
ただ健康的なダイエットをしようと思うのなら、これらの事も考えた上で行うといいでしょう。

今回は以上です。

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