妊活がうまくいかないのは？

治療室のぞみです。

妊活がうまくいかない理由。

それは、
「母体のエネルギーが少ないから」

器質的な異常が無く、夫婦ともに問題が無いのに妊娠しない場合です。

なぜエネルギーが無いと妊娠しにくいのか？

エネルギーは基礎代謝を回し、生命活動するのに必要なもの。

エネルギー無くして生命は生きていけないからです。

それが妊娠と関係あるの？

大いにあります。

妊娠とは自分の体内に、もう一つの生命を宿すこと。

自分が生きるために使うエネルギーを、もう一つの生命を育むのに使うわけです。

もし、母体自身が生きるで精一杯のエネルギーしか持っていなかったらどうでしょう？

お腹の中のもう一つの生命まで育むのは難しいわけです。

体はそれを知っているから、あえて妊娠しないようにしているのではないでしょうか？

お腹に子供を宿すことで、自分の生命を生かすのに必要なエネルギーまで不足しては困るわけです。

だから、あえて妊娠することを避けている。

夫婦ともに身体的異常が無いのに妊娠しないのは、そういった自然の摂理が働くからなのでしょう。

医学的に不妊とされる原因は３つ

女性の場合は、
・排卵の問題
・卵管の問題
・子宮の問題

男性の場合は、
・精子その物の問題
・精子の排出の問題
・勃起不全

人間には生まれつき、肉体を最良な状態に保つ仕組みが備わっています。

だから風邪をひいても勝手に治るし、怪我をしても勝手に治る。

でも条件はあります。

壊れた組織を修復するためのエネルギーが必要。

排卵や卵管、子宮に何らかの問題がある時、体はそこを正常な状態に戻すよう働いています。

当然ながらその活動にはエネルギーが必要なんです。

もしあなたが、基礎代謝を回すのに精一杯の量しかエネルギーを持ち合わせていなければ、組織修復するところまでエネルギーを回せない状態ということです。

本当に健康な状態であるなら、排卵が不安定になったり卵管がつまったりはしませんし、そうなっても体が修復し治癒します。

でも結果としてそうならないのは、修復させるだけのエネルギーが体に無いからです。

妊娠に必要なエネルギーが足りない理由

現代人の多くは新陳代謝が低いんです。

生命体としての活性度が足りない。

その原因に環境要因、生活習慣、食習慣がある。

例えば環境なら・・・・・・

放射能汚染、海洋汚染、大気汚染、土壌汚染。

食習慣なら・・・・・・

加工食品、添加物、合成甘味料、農薬、酸化した油、遺伝子組み換え食品

これらはエネルギー産生を低下させます。

しかも、その処理にエネルギーを大量に浪費します。

エネルギー不足は、免疫活動も低下させるし、もちろん妊娠もしにくくなります。

妊娠の確率を上げる秘訣

新陳代謝を上げること。

それには、
エネルギー産生量を上げること。
無駄なエネルギー消費を減らすこと。

食習慣の見直し

• 糖質を摂る
• 脂質を減らす
• 添加物を避ける

三大栄養素の中でもエネルギー産生効率の高い糖質を中心に摂りましょう。

脂質は糖のエネルギー代謝を低下させるので、特に酸化度の高い不飽和脂肪の油は避けましょう。

加工食品に食品添加物がてんこ盛りなのは周知の事実。

人体に毒性があったり、分解が難しく体の負担になるものも多いです。

添加物の多い加工食品は、その処理に多くのエネルギーを消耗させます。

生活習慣の見直し

• ストレスの軽減
• 激しい運動は避ける

ストレスはエネルギーを枯渇させるって知ってましたか？

ストレスに弱い人と強い人がいますよね？

その違いはエネルギー量の差です。

もちろん性格のタイプも関係しますけど。

激しい運動も妊活には不向きかと思います。

なぜなら、激しい運動はストレスだからです。

運動によるエネルギー消耗と、ストレス対応によるエネルギー消耗。

ダブルで消耗。

運動はやり方次第で健康にもなるけど不健康にもなる。

妊活まとめ

妊活で妊娠するために必要なのは「健全な体」です。

生命体の存在意義に「種の保存」があります。

だから妊娠は難しいことではないはず。

夫婦どちらも異常が無いのに妊娠しないのなら、今回ここで書いてきたことが原因になっていると思うのです。

そうであるなら特に医療介入しなくても、体質改善のみで自然な妊娠は可能なはずです。

自分自身でおこなう体質改善なら嫌な思いをしたり、何回も病院や治療院に通う必要もありません。

体質改善は、最初だけ代謝状況を調べる必要がありますが、プランが決まればやっていくのは自分。

何回も何回もお金をかけて、病院や治療院に通う必要もありません。

自宅でできる体質改善なら、夫婦一緒にやっていくこともできます。