ダイエットと言えば糖質制限。
確かにダイエットするのに糖質制限は手っ取り早い。
でも、デメリットは大きいです。
美容と健康を意識する人は、
糖質制限ダイエットはしない方がいい。
だって美しく健康的に痩せられるかと言ったらNOだから。
特に、お肌の曲がり角を過ぎた30代以上の年齢の人はやめた方がいい。
太る元は糖質ではなく脂質
例えば甘いお菓子代表のスウィーツ。
原材料に何が入っているでしょう?
小麦粉をベースに植物油脂が使われているはず。
その油脂成分が太るもとなのです。
太るのに糖質は関係ないんです。
糖質制限とは天然の糖を制限するという意味ではない。
油脂類が含まれたお菓子やスウィーツなどの
「加工した甘いものを制限」
という意味で考えた方が正しい。


それでも、糖は中性脂肪に変換されるから太ると信じてますかね?
実は、糖が中性脂肪へ変換するには、1日500g以上必要。
一日500g以上のショ糖を摂ることなんて無いでしょ?
加工してある甘いものだけ気をつければ、
コーヒーに砂糖を入れようが
ヨーグルトに砂糖をかけようが
関係ないです。
好きなだけ砂糖使ってください。
糖質制限無しでダイエットする方法
脂質を徹底的にカットし、
自然の糖質はしっかり摂る!
最初に言っておきます。
美容と健康を無視してでも痩せたいなら
糖質制限一択です。
でも今回の話しは美容と健康を損ねないダイエットです。
スウィーツやお菓子は制限しても、砂糖や蜂蜜、フルーツなどは制限無し。
大事なのはこの二つ。
1、脂質や油のカット
2、糖の摂取
3、コラーゲンの摂取
脂質や油をカットする理由は先ほど言った通り。
ダイレクトに中性脂肪になるから。
糖を摂る理由
エネルギー源を枯渇させないためです。
痩せるだけなら糖質制限して中性脂肪をエネルギー源にすれば早い。
でも、美容と健康を害する恐れがある。
実は、糖質を制限すると中性脂肪だけでなく、タンパク質も分解されます。
タンパク質が分解されるという事は、
皮下のコラーゲンを失うという事です。
それをさせないために糖は摂ります。
ここで言う糖とは、ハチミツ(本物)や黒糖、砂糖などのショ糖のことです。
コラーゲンを摂る理由
日々の細胞の新陳代謝に必要だからです。
普通に食事していても不足しがちなコラーゲン。
更に歳と共に失われるのもコラーゲン。
コラーゲンは意識して摂った方がいいのです。
これら3つのことを踏まえた食習慣を構築しましょう。
そう言われてもイメージしにくいかな?
簡単に要点をまとめると。
朝食:
パンより白米の方がおすすめ。
パンには植物油脂が含まれるから。
昼食:
こちらもパンより白米の方が太りません。
コンビニおにぎりはダメですよ。
米の光沢を出すのに植物油脂が使われるから。
コンビニやスーパーのお弁当は全部アウトです。
間食:
コーヒー、紅茶、緑茶にお茶受け。
お茶受けはドライフルーツや黒糖がいい。
お菓子は植物油脂が入るのでダメです。
夕食:
「炒め物」や「フライ・天ぷら」じゃない方がいい。
どうしても炒め物するなら、
牛脂、バター、ココナツ油など
飽和脂肪酸の油で作りましょう。
ポイントはとにかく脂肪や油を摂らないことです。
糖質制限無しダイエットまとめ
体に付いた中性脂肪は意図的に分解しなくても自然に代謝されます。
でも急激には減りません。
代謝される量よりも、作られる中性脂肪が多ければ痩せるわけない。
だから中性脂肪が付きやすい食習慣はやめる必要があります。
また、基礎代謝が高く筋肉量が多い人の方が中性脂肪は付きにくい。
基礎代謝はその人のエネルギー量と比例します。
エネルギーの多い人は、糖の代謝能力も高い。
中性脂肪をエネルギー源にすると、
糖の代謝能力は下がることが知られています。
だから中性脂肪は意図的に分解しない方がいいわけです。
ダイエットですぐに結果を見たいという気持ちは分かります。
ダイエットもやり方によっては、病的な痩せ方になる可能性もあります。
ダイエットの目的が「健康的な肉体」であるならば、痩せ方が遅くても糖質制限じゃない方がいいです。
今日は以上です。

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