太るのは糖質ではなく脂質が原因

なぜ糖質で太らないのか？

甘い物を食べ過ぎると太るって言いますよね？

でも糖質が脂肪に変わるのは、

１日500g以上の糖質を摂取した時だけです。

いくら甘い物が好きでも、1日に500g以上も糖質を食べることなんて無いでしょ？

もし甘い物の食べ過ぎで太ったと言うなら、

それは糖ではなく一緒に含まれる脂質が原因です。

太る本当の原因は脂質

太る原因はズバリ「高脂肪食」です。

もし甘い物で太ったのであれば、

それは甘い物に含まれる脂肪が原因です。

甘い物の代表である「スウィーツ」。

原材料に何が含まれていますか？

「植物油脂」
「マーガリン」
「油脂加工品」
「乳化油脂」

お菓子やスウィーツの原材料表示を見ると、たいていこれらが含まれています。

甘い物が太るという理由は、

そこに含まれる糖質が原因ではなく、

脂質が原因だったのです。

甘い物で太るとは脂質が含まれているから

通常、純粋な糖であれば太りません。

太るということは、材料の中に脂肪が含まれているからです。

お菓子やスウィーツなど加工した甘い物には、必ずと言っていいほど原材料に脂肪が含まれます。

自然の甘い物や純粋な糖に脂質は含まれません。

例えば、

これら脂肪分が含まれない糖質であれば太らない。

通常、糖質は速やかに吸収されエネルギー源として使われます。

いくら甘い物が大好きでも、１日に500g以上は食べないでしょ？

だから中性脂肪の心配はしなくても大丈夫。

脂質は太る以外にも体に悪影響

特に油の中でも、不飽和脂肪酸と言われる植物油脂は本当に体に悪い。

太ったりダイエットの邪魔になるだけではなく、下のような作用もあります。

体温でも簡単に酸化するから中性脂肪という形をとっています。

それを、脂肪燃焼で代謝させてしまうと、代謝産物は過酸化脂質となり炎症の元になりやすい。

過酸化脂質がコレステロールと結合し血管壁に沈着したのがアテローム。

シミの原因はメラニンというよりも、過酸化脂質と鉄が結合したリポフシン。

さらに、エネルギー産生工場であるミトコンドリアの機能をブロックするため、エネルギー代謝が低下します。

植物油脂は大きく3つの種類に分かれます。

1、オメガ３脂肪酸
2、オメガ６脂肪酸
3、オメガ９脂肪酸

この3つは分子構造の違いで酸化の仕方も変わります。

酸化しやすい順に、

オメガ３＞オメガ６＞オメガ９

DHA/EPA、アマニ油、エゴマ油がオメガ３です。

最近は健康に良い油とスーパーでも売っているやつですね。

ここでは詳しい理由を書きませんが、これら健康に良いと言われる油は、太りやすい上にダイエットの邪魔をする。

太る太らない以前に、体に悪い影響を与え、病気の元になりかねないのです。

太らない食べ方まとめると

• 天ぷらやフライは極力食べない
• 食事から加工食品を減らす
• お菓子、スウィーツ、パンを減らす
• ドレッシングをかけない
• 脂質系サプリを摂らない

太らないダイエットしたいなら油脂類は徹底排除。

天ぷらやフライだけでなく、炒め物料理も少なくした方がいい。

太りたくない人やダイエットしたい人は、

煮る
蒸す
焼く

この３つの料理法を使いましょう！

お手軽便利な加工食品。

しかし加工食品には植物油脂が多く使われる。

便利とはいえ、食べる頻度はそうとう抑えた方がいい。

甘い物と糖質は似ていますが別物です。

糖質そのものが肥満を作るのではなく、甘さのあるお菓子やスウィーツが肥満を作る。

料理やヨーグルトに使う砂糖の量を気にするより、

お菓子やスウィーツを食べることを気にしましょう。

ヘルシーで健康的なイメージのある野菜サラダ。

そこにかけるドレッシングはほぼ油。

オイリーなドレッシングをかけた時点で、まったくヘルシーではなくなります。

DHAやオメガ３のサプリメント。

多くはジェルカプセルに入っています。

その理由の一つは臭うからです。

製造過程で既に酸化しているのです。

新鮮な魚や天然の食材に含まれるDHAやオメガ３ならまだしも。

摂らない方が無難ですね。