「甘い物」と「糖」は区別して美容と健康に役立てる

前回のブログ
「健康寿命を延ばす生活習慣をつくろう健康」
に関連して生活習慣構築に必要な「甘い物」「糖」の話しです。

「甘い物は美容と健康に悪い」

この様に思っていませんか?

糖尿や高血糖で「甘い物」を控えていませんか?
美容のため糖化を防ぐのに「甘い物」を控えていませんか?

実は「甘い物」を控えても糖尿、高血糖は変わりません。
逆に糖質を制限することで、よりひどくなる可能性がある。
美容のために糖質を控えても「くすみ」などの原因は他にあるため、さほど変わらないのではないでしょうか?

甘い物
素材糖

「甘い物」と言っても、お菓子やスウィーツ、砂糖やハチミツなどたくさんの種類があります。
すべてをひとくくりに総称して甘い物と言ったりします。

この「甘い物」は大きく分類すると「加工食品」「原料糖」で分けることができます。

「加工食品」はスウィーツ、お菓子、和菓子などがあります。
「原料糖」は砂糖、黒糖、ハチミツ、アガベシロップなどがあります。

「甘い物」とは甘味の全てを指し、「糖」は素材というように分けるとイメージしやすい。

スウィーツやお菓子などの「甘い物」には、甘さの元である「砂糖」とそれ以外の複数の材料が入っています。例えば、小麦粉、植物油脂、乳化剤、香料など。

よく「甘い物は体に悪い」と言われますが、「甘い物」というくくりで言えば、確かに甘い物は体に悪いかもしれません。
でも実際に体に悪いのは「糖」そのものではなく、スウィーツやお菓子に含まれる他の原材料です。

先ほど上げた材料は、どれも体に良いとは言えません。
小麦粉は国産でなければ遺伝子組み換えですし、残留農薬が残留している可能性もあります。
加工食品の植物油脂はほぼ多価不飽和脂肪酸で、酸化が早く過酸化脂質を増やす。
乳化剤とは界面活性剤です。
この乳化剤は2年ほど前に「心血管系疾患の危険性を高めている可能性あり」とイギリスの医学誌に掲載されました。

「甘い物」はどうしても砂糖をイメージしがちですが、実際に悪いのは砂糖以外の植物油脂や添加物だったりするのです。

多くの人がこの辺を勘違いしているのでは?と思います。

「糖は高血糖になる」
「糖尿病になる」
「糖化は美容の敵」

などと思っている人が大半ではないでしょうか?

血糖値が高い理由は「糖」を食べたからというより、血液中にある糖を細胞が利用できない状態にあるからで、糖そのものが悪いわけではない。
糖の利用障害が起きているから、血糖値が下がらないのです。

基本的に糖はエネルギー源に使われ、細胞内で速やかに代謝されます。
脂質やタンパク質は糖が無い時(使えない時)のバックアップに過ぎません。

使われるはずの糖が細胞内で使われないから、血液中の糖が余ってしまい高血糖を起こすのです。
糖質を食べ過ぎたから高血糖になるという訳ではない。
高血糖を起こしたのは結果であって原因ではないのです。

高血糖を起こす人と起こさない人の違いは、細胞が血糖を利用できているかいないかなのです。
甘い物好きで甘味をよく食べる人でも、高血糖や糖尿病にならない人はならない。
甘い物を控えているにもかかわらず、高血糖や糖尿病になる人はなる。

細胞が「血液中の糖を使えているか使えていないか」の話しなのです。

糖が細胞で使えない原因はコレ↓

「油」です。

スウィーツやお菓子に使われる材料は砂糖だけではありません。
ショートニングマーガリンなど植物油脂が使われています。
この甘い食べ物に含まれる植物油脂が、結果的に細胞で糖を使えなくしているのです。
甘い物を食べているから砂糖が悪く見えてしまいますが、悪さをしているのは油脂類です。

これは甘い物に限らず、油を使った料理(特にオメガ3、オメガ6)全てに言えること。
過剰な油の摂取は結果的に高血糖を招く要因となるのです。
美容と健康にも悪いのです。

本日は以上になります。

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