※ この記事は、
正解を提示することを目的としたものではありません。
日々の施術や測定、生活の中で感じていることを、
一つの「観察と思考の記録」として、思想アーカイブに残しています。
特定の診断・治療・生活指導を意図するものではなく、
体と生活の関係について一度立ち止まって考えるための記事です。
体は、これまでの生活を静かに映し出している
メタトロン測定を続けていると、
ときどき印象に残るケースに出会います。
多くの場合、測定に来られるのは
40代〜50代以降の方が中心ですが、
ご家族に連れられて、若い世代の方が来られることもあります。
そうした場面で感じるのは、
年齢によって、体の「雰囲気」が明らかに違うということです。

若い体と、年齢を重ねた体の違い
若い世代の体は、
多少の揺らぎがあったとしても、
全体としては比較的まとまりがあるように見えることが多い。
一方で、年齢を重ねるにつれて、
体の各所に「ばらつき」や「履歴」のようなものが
重なって見えてくる印象があります。
これは、良い・悪いの話ではありません。
ただ、年齢を重ねれば、
これまで積み重ねてきた生活の影響が、
少しずつ表に現れてくる時期なのだろう
そんなふうに感じています。
食事の影響は、すぐには現れない
若い世代の測定をしていると、
ご家族が長年、食事内容や調理方法に気を配ってこられたことが
背景として見えてくることがあります。
その結果として、
体の状態が比較的落ち着いているように感じられるケースもあります。
ただし、ここで強調したいのは、
「こうすれば良くなる」という簡単な話ではないということ。
体は、
一度の選択や短期間の変化よりも、
長い時間をかけた習慣の影響を、
静かに反映していくように見えます。
私が測定で必ず確認する「一つの視点」
測定の際、
私自身が必ず確認するポイントはいくつかありますが、
その中の一つに、
「脂質の扱われ方に関する傾向」
というのがあります。
これは、
何かを良い・悪いと決めるためではなく、
体が脂質によってどのような負担を受けてきた可能性があるかを
考えるための材料として見ます。
現代の食生活は、
加工食品や外食を含め、
どうしても油脂の使用が多くなりがちです。
その影響が、
体の反応として現れているように感じることは、
少なくありません。

自分自身の体を通して感じたこと
私自身も、これまでの生活の中で、
食事内容や油脂の摂り方について、
さまざまに試行錯誤してきました。
一時期は、
「体に良い」とされるものを意識的に取り入れていたこともあります。
そして時間が経ってから、
「この選択が、今の体にどう影響しているのか」
という事を見直すようになりました。
正解があったわけではありません。
ただ、
体は過去の選択したことを反映する
という感覚を持つようにはしています。
体を見るということは、生活を見るということ
体調の話になると、
どうしても「原因」や「対策」を探したくなります。
けれど実際には、
体は一つの原因だけで変化しているわけではなく、
日々の生活全体の積み重ねが、
時間差で現れているように感じます。
メタトロン測定という行為も、
何かを断定するために使うと言うよりは、
「これまでの生活習慣で積み上げてできた今の状態を知る」
という感覚で使うのが自然なのかもしれません。
多くのヒントを得られるという点では、
間違いないものであることは確かです。
正解を決めない、という選択
この文章は、
特定の食事法や生活習慣を勧めるためのものではありません。
「これが良い」
「これは避けるべき」
そうした単純な結論ではなく、
体はこれまでの生活の過去を映し出している
という感覚を、記録として残しておきたかったのです。
答えを出すためではなく、
これからの選択を考えるために。

