セロトニンは全然幸せではないんですが

愛知県江南市にあるメタトロン測定サロン
「自然派・治療室のぞみ」です。

今日はセロトニンというホルモンの話し。

一般的にセロトニンでよく聞くのは
「幸せホルモン」ではありませんか？

「セロトニン」とググっても
検索の上位は全て「幸せホルモン」！

一般的なイメージとしてセロトニンは、

心身の健康にあった方がいいホルモン！

ではないでしょうか？

書籍でもセロトニン関連が多く出ています。
Amazonで見てもセロトニンを悪く書く書籍は無い。

そんな肯定する記事ばかりが目立つセロトニンですが、世界中の研究では全く逆の作用を及ぼす物質として報告されていたりします。

多くの著書を持つ崎谷医師によると、セロトニンの研究には相反するデータが多いとのこと。

世の中では幸せホルモンとして良い面ばかりが取り上げられますが、これとは正反対のデータも多く出ていることは知られていません。

なぜでしょうね？
悪く言う情報がぜんぜん出回らない不思議。

セロトニンを増やす薬剤に向精神薬があります。
抗不安薬のSSRIや抗うつ剤がそうみたいです。

精神面に問題がある人の脳の血液を調べると、セロトニン濃度が低下しているそうです。
低下しているならセロトニンを増やせばいい。
そんな発想で開発された薬なのでしょうか？

ネットではうつ病の原因も

脳内のセロトニン不足

によるものと出てきます。

しかし！

ある研究では、

「精神面に問題のある人の脳血液中ではセロトニンの濃度が上昇しており、不安を掻き立てる作用がある」

としています。

言っていることが全く逆ですね。

ハッピーホルモンどころかアンハッピーホルモンじゃないか？

もしそれが本当なら、セロトニンは幸せホルモンどころかストレスホルモンと言うことになる。

2014年に報告された研究では・・・

「自殺者の脳を調べてみると、セロトニンやその代謝産物が自殺しない人と比べて４倍も高い」

だそうです。
セロトニン過剰は自殺衝動を高めるということです。

また、2018年に報告された研究では、躁うつ病の原因もセロトニン過剰としています。
そして、自閉症もセロトニン過剰というのが本当のようです。

なんと！
セロトニン過剰は、自殺だけでなく他殺にも関係し、自殺・他殺どちらの衝動も引き起こすそうです。

衝動の方向性が、
自分に向かうと自傷や自殺、
他人に向かうと他者への攻撃性や他殺
ということだそうです。

世界中で起きた凄惨な殺人事件では、犯人に精神科の通院歴があることが多いそうです。
それで、向精神薬を服用していた例は多いとのこと。
衝動の方向性が他人に向いてしまったがために起きた事件と言えますね。

このような超絶危険な衝動を起こすようなホルモンを、ハッピーホルモンとか幸せホルモンとか言ってプロパガンダされているのは考えてみると恐ろしいことです。

この他、セロトニン過剰で起こるとされる症状を上げると・・・

パニック発作、不安神経症、興奮、自傷行為、自殺、嘔気、嘔吐、幻覚、統合失調症。

恐ろしい〜！

向精神薬を服用するという事は、この様なリスクもあるという事になります。

メンタルを病んで精神科や心療内科に行く人は多いと思います。そこで出される薬で楽になったように感じるかもしれません。
でもそれは対症療法の薬です。
根本的に良くなったわけではない。

長きに渡り服用を続けると、症状をより強化する方向に働くという話しもあります。

向精神薬に頼るのは絶対に避けたいところですが、セロトニンがメンタルに良いからと、それを増やすようなサプリを摂ったりするのも問題かもしれませんね。

こんなセロトニンを悪く言うブログなんて他には無いと思います。医師でもない一個人の書く内容を信じる人はいないかもしれませんが、実際に逆の結果を示す研究が多数報告されているのも事実です。
なぜか取り上げらませんが。

セロトニンを幸せホルモンとかハッピーホルモんと信じている方は、反対の見解を示す専門家の意見もご自身で調べてみた方がいいです。

普通にググるだけでは肯定的な記事しか出てきませんので難しいですが。

今回の記事は医師の崎谷博征氏の書籍やブログを参考にして書いています。

もっと深く知りたいと言う方は同氏の書籍をお読みいただくか、ブログやSNSをフォローし読んでみるといいでしょう。きっと、セロトニンに限らずビックリ仰天するような情報があるかもしれませんよ。

私事ですが、最近メタトロン測定をするとセロトニンが共鳴するんですよね。(汗)

最近、何となく怒りっぽい自分がいるからか？
自覚ありです。
気を付けなければ。

今回は以上です。

お読みいただき、ありがとうございました。