愛知県江南市でメタトロン測定
治療室のぞみです。
今日は油というか脂肪の話し。
現代の食事内容を見ると油を使っていない料理は無いのではないかと思えてしまいます。
それくらい何にでも油が使われている。
油、油、油・・・。
炒め物に油
フライ天ぷらで油
加工食品に油
スウィーツに油
コンビニおにぎりにも油
人類の歴史でこれほど大量の油を摂っていた時代があったでしょうか?
油を抽出する技術ができるまでは、食材に含まれる微量の油脂成分くらいしか食べていません。
昔も自家製で抽出できる程度の油は使っていたでしょう。
それでも手間暇はかかるでしょうから、現代のような使い方はしていなかったと思います。
現代はどう考えても油の使い過ぎ摂り過ぎです。
もし、それが生活習慣病に関係しているとしたら・・・
そんな、当たり前のように毎日食べている油の問題について話していきます。
皆さまお馴染みでもある中性脂肪。
中性脂肪はグリセロールに脂肪酸が3つ結合したものを言います。
英語では「triacylglycerol」トリアシルグリセロールといいます。
日本語読みの「トリアシル」は「トライアシル」と読みます。
トライは「3」なのでグリセリンに3つの脂肪酸がついているという意味です。
この中性脂肪は食事からの摂取が90%以上です。
だから肥満傾向の人は、油の多い食べ物の食べ過ぎと言えるでしょうね。
食事に含まれる脂肪の90%は中性脂肪で、少量だけコレステロール、リン脂質、遊離脂肪酸が含まれています。
そして、脂肪は2種類に分けられます。
飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸。
飽和脂肪は常温では個体になっており酸化しない。
多価不飽和脂肪酸は常温では液体になっており酸化する。
飽和脂肪で代表的なのはバター、ココナッツオイル、牛脂など。
多価不飽和脂肪で代表的なのは、コーン油、大豆油、エゴマ油、アマニ油などの種子油と魚油。
料理で使う油や加工食品に使われる油は植物油脂が多く、原材料表示を見てもほぼ多価不飽和脂肪であることが分かりますね。現代人は酸化しやすい油ばかりを摂っていることになります。
多価不飽和脂肪は酸化しやすいんです。
酸化のしやすさは分子構造の違い。
簡単に言うと二重結合の数が多いと酸化しやすく、少ないと酸化しにくいのだそうです。
二重結合が多いと他の物質と結合しやすいみたいな。
因みに、二重結合の多い油を順に書くと・・・
DHA>EPA>オメガ3>オメガ6>オメガ9
二重結合が多いほど酸化しやすので、一般的に頭に良い言われるDHA/EPAが一番腐りやすいということに。
その次に多いオメガ3(亜麻仁油やエゴマ油)も健康に良い油と言われています。
オメガ6も日頃から多く使われる油ですね。
健康に良いはずのDHAやアマニ油など必須脂肪酸と言われる油が一番酸化しやすいということです。
もう一つ、よく使われる油にオメガ9というのがあります。
代表的なのはオリーブオイルですね。
この油は一価不飽和脂肪酸と言って多価不飽和脂肪酸よりも酸化しにくく健康作用も認められています。
本物であればの話しですが。
酸化した油が体に良くないことは、食に詳しくない人でも分かりますよね?
健康意識の高い人の多くが抗酸化を意識した健康法をしている割には、なぜかすぐに酸化するような油を健康的と言って摂っている矛盾。
酸化しやすい油はなぜ良くないのか?
中性脂肪を蓄える意味は?
それは、何も食べる物が無い飢餓状態の時にエネルギー源として使えるようにです。
普段使いのエネルギー源は糖質ですが、脂質やタンパク質もエネルギー源として利用されます。
よくダイエットでは脂肪を燃やせ!とか、ファットバーンなんて言いますね。
これは、中性脂肪を分解燃焼しエネルギー源にするという意味です。
酸化しやすい多価不飽和脂肪酸も中性脂肪として貯蔵されている状態では問題ありませんが、エネルギー源としてグリセリンと分離し遊離した脂肪酸になった時に問題になってきます。
ちなみに、遊離した脂肪酸が多価不飽和脂肪酸ではなく飽和脂肪だった場合は酸化はしません。
酸化しなければ体内で不要なゴミになりません。
酸化した脂肪酸は体にとってはゴミなのです。
遊離脂肪酸が多価不飽和脂肪だった場合に起こること。
・糖のエネルギー代謝を阻害
・ミトコンドリアに障害
・インスリン抵抗性
・ストレスホルモン増強
・ガンの増大
以上のような事を引き起こす可能性が高まるようです。
食事も環境も医療も発達した現代においても、病気が減るどころが増え続ける原因は、こんなところにもあるのではないでしょうか?
この記事を書く時の参考にしている崎谷博征医師の講座でも、多くの病気や肥満、自己免疫疾患、精神疾患、癌などは、遊離した多価不飽和脂肪酸によって引き起こされると話されています。
最後にもう一つ。
多価飽和脂肪酸と飽和脂肪酸、どちらの脂肪酸が太りやすいかご存じでしょうか?
食べた量に対して消費したエネルギー量が少なければ、余剰として中性脂肪として蓄えられます。
その食べた脂肪分が飽和脂肪か多価不飽和脂肪かで太りやすさが違うということです。
太りやすいのは・・・多価不飽和脂肪!
だから、現代の多価不飽和脂肪酸(植物油脂、魚油)を多用した食事では、より肥満になりやすいということになります。ちなみに、飽和脂肪酸は中性脂肪になりにくいので、バターや牛脂、ココナッツオイルの方がヘルシーということになります。
なんか現代の健康常識からすると逆ですね。
では、以上になります。
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