甘い物がすべて悪いと言えない

愛知県江南市にある「自然派・治療室のぞみ」です。

今回は甘い物に関する疑問について書いていきます。

甘い物ってよく悪者にされますよね?

誰だって甘いものが食べたくなる時はあるし、実際に甘いものが好きな人も多いと思います。
でも「甘い物は悪い」と言わんばかりの世の中では、後ろめたい気持ちにもなりますね。

甘い物を食べたくなる感情は体の本能的な欲求じゃないかと思うんですね。生命体というのは元々、糖をエネルギー源にしていますから。

もちろん、脂質もタンパク質もエネルギーにはなりますが、メインとしての使われ方は体の構成要素としての役割です。それをエネルギー源に使うというのは、食べ物が食べられず血液中に糖が無い時です。

体はエネルギーが枯渇すると空腹を感じます。
これは血糖値が下がっているからで、糖が欲しいという欲求とも言えます。

この欲求を否定するというのはどうかと思うのです。

もし甘い物が体に悪いと言うならば、それは糖そのものより糖の質の問題ではないでしょうか?

スウィーツなど加工したお菓子は、小麦や植物油脂、添加物が入っていますから、糖よりも糖以外のものに問題があると思います。

小麦は遺伝子組み換え表示が撤廃されているため、「国産」とうたっていない限りはほぼ100%遺伝子組み換え小麦でしょうし、植物油脂はプーファ(多価不飽和脂肪酸)の問題を抱えています。

プーファの問題はこちらの記事に書いてあります。

スウィーツやお菓子はエネルギー源というよりも、嗜好品くらいに考えた方がいいでしょう。これらの原材料に含まれる砂糖が悪いのではなく、小麦や植物油脂のような他の材料の方に問題が多いと思います。

あと糖単体でいうと、合成甘味料は言うまでもありませんが、ブドウ糖果糖液糖果糖ブドウ糖液糖の異性化糖も避けるべき糖と言えます。英語ではハイフルクトースコーンシロップと言いますが、トウモロコシ(多分遺伝子組み換え)を原料に工業的に作られた安価な甘味料です。
清涼飲料水や安価な調味料に使われています。
少しお高い調味料だと異性化糖ではなく砂糖を使っています。

これらの甘味料が体に悪いのは間違いないですが、自然にある甘味まで「甘いから体に悪い」というのはちょっと違います。

砂糖も悪く言われますが、砂糖はブドウ糖と果糖が結合した二糖類です。精製することでミネラル分が取り除かれてはいますが、消化吸収されればすぐにエネルギー源として使われます。

ブドウ糖の点滴ってのがあります。
高齢や病気の末期で飲食ができなくなるとブドウ糖の点滴をされます。ブドウ糖が本当に体に悪い物のなら、死にそうな人に打たないでしょう?
飲食が不可となった時に点滴するのは、ブドウ糖がエネルギー源だからではないでしょうか?

年を取ってくるとブドウ糖をエネルギー源として代謝しづらくなる糖代謝異常の人が増えてきます。
それもあって高血糖を気にして甘いものを控えようとするのだと思います。
細胞が糖をエネルギー源に使わなければ、血液中の糖は減りませんから結果、高血糖という事になります。

糖代謝異常になる原因はプーファ(多価不飽和脂肪酸)にあります。

糖代謝異常とは血液中の糖を細胞がエネルギーにできない状態を言います。エネルギーを作る時、細胞内で様々な反応が起こし産生されますが、その反応を止めてしまう原因になるのが不飽和脂肪酸という油です。

現代食は昔に比べ食用油を多く使います。
油にも種類がありますが、糖代謝異常を起こしやすい油は調理や加工食品に多く使われる植物油脂です。最近では健康にいいという理由で推奨されているオメガ3も糖代謝異常を起こします。

血糖値が高いのを気にして糖質をカットすると、体は糖の代わりに中性脂肪をエネルギー源に使います。しかし、現代人の中性脂肪のほとんどは多価不飽和脂肪酸でできており、脂肪を燃焼させる毎に糖がますます使われなくなり、糖代謝異常を強固なものに変えてしまいます。

詳しくはこちらに書いてあるので興味がある方はお読みください。

本日は以上です。

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