世の中では「健康のために糖質制限は欠かせない」といった意見を目にすることがあります。
また「甘い物は体に悪い」という声も多く聞かれます。
しかし、糖は生命体が生きていくうえで欠かせない栄養素であるのも事実です。
糖質制限を考える際に大切なのは、単純に糖質を避けることではなく、「どの種類の糖質をどのように摂るか」を理解することだと思います。
そこで、分かりやすいように甘味をいくつかのカテゴリーに分類してみました。
甘味の分類
1. 天然そのもの
- 果物(りんご、ぶどう、ミカンなど)
- はちみつ
- ナツメ、デーツなどの甘い果実
👉 食材そのままに甘味を含む。
2. 天然由来(比較的自然に近い形で加工)
- メイプルシロップ(カエデ樹液を煮詰めたもの)
- アガベシロップ(リュウゼツランから抽出)
- 黒糖(さとうきびの汁を煮詰めたもの)
- てんさい糖(ビートから抽出)
👉 自然物を加熱・抽出しただけで、栄養やミネラルをある程度含む。
3. 精製・加工された糖類
- 白砂糖(ショ糖)
- グラニュー糖
- 粉糖
- 水あめ
👉 自然の原料(サトウキビやてんさい)から抽出し、精製して純度を高めたもの。
栄養素はほぼ糖のみ。
4. 人工的に作られた糖質
- 異性化糖(ブドウ糖果糖液糖・果糖ブドウ糖液糖な)
👉 トウモロコシなどのでんぷんから人工的に作る。
5. 人工甘味料(カロリーゼロ系含む)
- アスパルテーム
- スクラロース
- アセスルファムK
- サッカリン
👉 化学合成で作られ、砂糖より甘さが強くカロリーはほぼゼロ。
6. 加工食品
- お菓子
- スウィーツ
- 調味料
👉 糖以外にも小麦、植物油脂、乳化剤などの添加剤も多く含む。
このように分類すると、糖質の中でも「制限したいもの」と「適量であれば問題の少ないもの」とに分けて考えやすくなります。
- 制限したほうがよいと言われる甘味 → 4・5・6
- 適度に取り入れやすい甘味 → 1・2・3
と紹介されることが多いでしょう。
ただし、糖をエネルギーに変える能力には個人差があります。
特に現代人は食習慣の影響で糖代謝がうまく働きにくいケースもあるとされます。
そのため、人によっては「果物やはちみつなど天然の甘い物」をうまく取り入れることで、体に合った形で糖質を摂取できる場合もあります。
単純に「甘い物は全て体によくない」と考えるのではなく、制限すべきものとそうでないものを分類し、美味しく楽しくストレスフリーで食べたいものです。


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