うつ病、糖尿病、橋本病と言えば・・・

愛知県江南市にある
「自然派・治療室のぞみ」です。

先日クライアントさんとの会話で・・・

「ウチのやつがうつでして・・・」

鬱というのはエネルギー不足が根底にあるので「エネルギーが足りないんでしょうね」なんて話しをしたわけです。

言葉には出しませんが甲状腺機能の低下もあるなと思いました。エネルギー源は糖を代謝させるのが一番産生効率いいので「糖代謝不良だな」とそれっぽいニュアンスのことを話したわけです。

それで返ってきた言葉が・・・

「糖尿病があるので糖は避けています」

なるほど!
そのまんまじゃん。

もう一つ言われたのは・・・

「橋本病といわれています」

そういうことなのか。

橋本病って甲状腺の機能低下のことです。
そのまんまじゃん。

うつ病、糖尿病、橋本病

三拍子そろって、クライアントの奥様が鬱になっても不思議ではないと思いました。

【うつ病】

一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。また、うつ病になると、ものの見方や考え方が否定的になります。

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター こころの情報サイト

心身のストレスが背景にあって、脳が上手く働かない状態と書かれています。発症の原因は「発症の原因は今のところわかっていません」だそうです。

ポイントは、どうして脳が上手く働かなくなっているかですね。

脳は最大のエネルギー消費器官です。
全身のエネルギー消費の20%は脳です。

そりゃ甲状腺機能低下では糖のエネルギー代謝は落ちますし、糖尿病でも糖のエネルギー代謝は落ちるので、ウツになるべくしてなったとも言えます。

一応、糖尿病の解説も載せておきます。

【糖尿病】

インスリンの作用不足により高血糖が慢性的に続く病気。網膜症・腎症・神経障害の三大合併症をしばしば伴う。糖尿病は、インスリンというホルモンの不足や作用低下が原因で、血糖値の上昇を抑える働き(耐糖能)が低下してしまうため、高血糖が慢性的に続く病気です。

厚生労働省 e-ヘルスネット

糖尿病は説明不要なくらい一般的にも多いですね。

原因として書かれているのは、

「1型=インスリン分泌細胞が破壊」

「2型=遺伝的要因に過食や運動不足などの生活習慣が重なって発症」

次に橋本病も載せておきます。

【橋本病】

甲状腺ホルモンは、心臓や肝臓、腎臓、脳など全身の臓器に作用して代謝を盛んにするなど、大切な作用を持つホルモンです。橋本病(慢性甲状腺炎)は、この甲状腺ホルモンが少なくなる病気(甲状腺機能低下症)の代表的な疾患です。

日本内分泌学会

橋本病という名前だけ聞くと何の病気か分かりませんが、甲状腺機能が低下する病気と聞けばなるほどという感じです。

ここでのポイントはなぜ甲状腺が元気ないのか?です。

これら鬱、糖尿病、橋本病はどれも共通する部分があります。どれもがエネルギー代謝障害が根底にあるということです。

ネットでうつ病を調べると・・・

「脳内の神経伝達物質のアンバランス」

このように書かれている事が多い。

だから、神経伝達物質に作用する薬を服用する方向に誘導されるわけです。

セロトニンが足りない!
だからセロトニンを増やさねば!
という事でSSRIが登場するのでしょう。
セロトニンで心が安定するなんて逆ですよ。

病院の発想というのは「木を見て森を見ず」ですから。

体全体を見て判断すべきところを、脳内の神経伝達物質に的を絞って、あーでもないこーでもないと研究してるみたいな。だから神経伝達物質がどうのこうのとズームインした話しになる。

もう少し納得できるような事を書いているサイトは無いものか?と探していたらありました。

厚労省の「こころの耳」というサイト。
ここに的を得たことが書かれています。

「脳のエネルギーが欠乏した状態」

うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態です。それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。
つまり、エネルギーの欠乏により、脳というシステム全体のトラブルが生じてしまっている状態と考えることができます。

私たちには自然治癒力という素晴らしい機能が備わっていて、通常はさまざまな不具合を回復へ導いてくれます。私たちは日常生活の中で、時折憂うつな気分を味わいます。不快な出来事によって食欲が落ちることもあります。しかし、脳のエネルギーが欠乏していなければ、自然治癒力によって、時間の経過とともに元気になるのが通常です。

厚生労働省 こころの耳

まさしくこれだと思いました。

国の機関は業界団体とガッツリ癒着があるので、製薬の利益にならない事は書かないと思っていましたが、意外にまともな事が書かれていてびっくりしちゃいました。

厚労省以外でも、うつ病に限らず精神的な病気というのは、脳のエネルギー代謝が低下したことで起こる、という研究が実際に報告されていますからね。

心身のストレスなど背景にあるとしても、鬱になる人とならない人がいるという事実。

それは、脳のエネルギー代謝の良し悪しにあります。

そう考えると、メンタルの問題を解決するのに薬物は必ずしも必要ではなく、単純にエネルギー代謝を上げていけばいいということになります。

ただ、向精神薬の市場は大きく、製薬業界にとって精神科や心療内科ほどドル箱になる出先機関はありませんから。精神科や心療内科がある限り薬漬けになると言っても過言ではないと思います。

わざわざ「エネルギーを高めましょう」なんて言う医師はいないでしょう?そんなこと勧めたら薬が売れなくなっちゃう。医療ビジネス失敗です。

うつ病の話しが長くなっちゃいました。

糖尿病は糖代謝以上が根底にあります。
血糖値が高いのはただの結果。
原因は細胞が糖を代謝できないこと。
だから、エネルギー産生に影響する。

橋本病は甲状腺機能が低下する病気ですが、甲状腺はエネルギー代謝に必要な甲状腺ホルモンを分泌する器官。その機能が低下するわけですから、エネルギーが足りなくなるのは当然です。

エネルギーが足りていないことで元気が出ず、エネルギー不足でストレス耐性が弱くなり、鬱になったと言えば辻褄が合いますね。

本日は以上です。

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